◆U―18ワールドカップ スーパーラウンド 日本―カナダ(5日・韓国、機張現代車ドリームボールパーク)
夏の甲子園で準優勝した星稜の右腕・奥川恭伸投手(3年)が、スーパーラウンド初戦となるカナダ戦で先発する。甲子園での疲労を考慮され、今大会ではこれまで登板がなかった右腕が、世界の舞台で実力を見せる。
石川大会から甲子園決勝まで計829球を投げた影響で、先月下旬に都内で始まった代表の国内合宿から軽めの調整が続いていた。駒大や大学日本代表との試合でも登板がなかった。韓国に入ってからは1日、甲子園決勝だった8月22日以来となるブルペン入り。山瀬慎之助捕手(3年)を立たせたまま変化球も交えてのピッチング。「立ち投げで6割ぐらいの力で。ちょっとずつよくなってきている。登板に備えて、しっかり上げていきたい」と話していた。