シンガー・ソングライターの長渕剛(62)が、10月31日に故郷の鹿児島市民文化ホールから、主演映画「太陽の家」(来年1月公開、権野元監督)の上映とライブを融合したプロジェクト「TSUYOSHI NAGABUCHI CINEMA&LIVE 2019 太陽の家」を始動することを5日、発表した。
劇場公開に先がけ、少しでも早くファンに届けたい―という熱い思いで実現。映画上映とライブを融合させたツアーは史上初の試みになるという。上映会後に約1時間ほどのステージを開催予定。12月17日の千葉・舞浜アンフィシアターまで全国10か所(全17公演)を回る。
長渕が劇中で演じるのは、神業的な腕を持ち、やんちゃで人情味の厚い大工の棟梁(とうりょう)・川崎信吾。公開されたポスタービジュアルでは、父親を知らずに育った龍生(潤浩)と、川崎との優しい心の交流を象徴するシーンが切り取られている。「家族も含めて、俺が関わる人たちは、みんな俺が守る」という、自らが背負うものに無償の愛を注ぎ込む川崎らしい印象的なものになっている。