パラグアイ、南米選手権でブラジルと死闘 ベリッソ監督「日本戦は重要なテスト」

練習を見守るベリッソ監督(中)
練習を見守るベリッソ監督(中)

 日本代表は4日、国際親善試合のパラグアイ戦に備え、カシマスタジアムで前日の公式練習を行った。W杯アジア2次予選開幕のミャンマー戦(10日・ヤンゴン)を見据えた一戦を前に、FW大迫勇也(29)=ブレーメン=がエースとしての決意を示した。前回のロシアW杯予選ではMF本田圭佑(33)、岡崎慎司(33)、香川真司(30)=サラゴサ=の3大得点源で18得点。世代交代により今予選は3人の不在が予想される中、大迫が穴を埋める。

 10年南アフリカW杯で日本をPK戦で下し、史上初の8強進出を阻んだパラグアイ。同国にとってもベスト8は初めてだったが、その後は2大会連続で南米予選敗退と結果を出せずにいる。

 今年2月、スペイン1部セビリアなどを率いたアルゼンチン出身のベリッソ監督(49)が就任。新体制で臨んだ6月の南米選手権は、グループ3位ながら各組3位チームの中での成績上位2位以内に入り決勝トーナメントに進出した。優勝国ブラジルとの準々決勝は、後半に退場者を出しながら最後までゴールを許さずPK戦にまで持ち込む粘りを見せた。スタイルは伝統的に堅守速攻。突出した選手はいないものの、相手の長所を消す戦いで徐々に主導権を握り、好機となれば鋭いカウンターを仕掛ける。

 今回のメンバーは南米選手権から半数が入れ替わった。中心選手は日本代表FW武藤嘉紀と同じくニューカッスルでプレーするMFアルミロンで、スピードに乗ったドリブルと精度の高い左足でチャンスを演出する。「南米選手権では、強豪国と対等に戦えることを証明できた」と振り返ったベリッソ監督は、「日本との試合は私たちにとって重要なテストになる」と、この一戦でさらなるチーム強化を図る構えだ。(種村 亮)

 ◆パラグアイ 南米中央南部に位置する共和制国家。地理的に日本から一番遠い国としても知られる。首都はアスンシオン。面積は約40万6750平方キロで、日本の約1・1倍。人口は約696万人。1811年にスペインから独立。公用語はスペイン語とグアラニー語。

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