2軍調整中の中日・松坂大輔投手(38)が3日、9月中の実戦復帰へ意欲を見せた。ナゴヤ球場で40メートルのキャッチボールやポール間走を行った右腕は、「(9月中には投げたい?)もちろんです。そのようにやっていく」と話した。しかし8月下旬に発症した右肘痛の影響で、次回登板のめどは立っておらず「具体的にはまだ」と、目線を落とした。
1日に加藤球団代表と行った話し合いでは「現役続行」を伝えたが、この日は「僕から特に言うことじゃない。今後どうなるか分からない。できることをやって、投げられるようにやっていくだけ。(やるべきことは)変わらない」と内容を語ることはなかった。
松坂は7月27日のDeNA戦(ナゴヤD)で1/3回、8失点KOで2軍降格。8月14日のウエスタン・ソフトバンク戦(タマ筑後)で5回2失点以降は、右肘痛を発症して登板機会がなかった。今季1軍では2試合で0勝1敗、防御率16・88。