【侍U18】佐々木、間に合った…1週間ぶりブルペンで85球「状態よかった」

試合中にブルペン入りし、捕手を立たせて投球練習をする大船渡・佐々木(カメラ・馬場 秀則)
試合中にブルペン入りし、捕手を立たせて投球練習をする大船渡・佐々木(カメラ・馬場 秀則)

◆第29回U―18ワールドカップ第4日(2日・機張)

 【機張(韓国)2日=ペン・山口泰史、伊井亮一、カメラ・馬場秀則】日本が痛恨の1敗を喫した。1次リーグ・台湾戦は1―3の5回終了時に雨が強まり約1時間の中断。そのまま試合が終了した。失策が失点に絡み、3勝1敗となりスーパーラウンド進出は決まらなかった。右手中指のマメで出遅れていた佐々木朗希投手(大船渡3年)は、試合中に1週間ぶりのブルペン入り。直球だけだったが力強いボールを投げ込み、スーパーラウンドでの登板に期待を抱かせた。

 確認の段階は超えていた。佐々木が左足を高く上げる本来のフォームから、力強く右腕を振り抜く。ボールを放す指先に遠慮はない。8月26日の壮行試合以来、1週間ぶりのブルペン入り。「状態はよかった。プラン通り順調に来ていると思います」とうなずいた。

 台湾戦の4回途中からブルペン入り。最初は捕手・水上を立たせたまま、時折指先を見て確認しながら、軽めのピッチングだった。しかし、59球を投げたところで予定通り水上を座らせると徐々にペースアップ。「7割ぐらいはきていると思います」。座らせてからの26球は周囲をうならせた。

 試合中にもかかわらず、ブルペン付近には報道陣、スカウトら多くの人が集まった。ソフトバンク・永井球団統括本部長は「血マメを心配していたけど、大丈夫そうだね。本人は気にしてないと思う。全然投げられた」。受けた水上は「本人は6、7割と言っていたけど、球は来てた。合宿初日より伸びはすごかった。(壮行試合は)指の状態もあってシュート回転していたけど、今日の方がよかったと思います」と話した。

 試合はまさかの5回降雨コールド負け。8日までという大会日程は基本的に動かず、危惧されるのは決勝前後に台風が直撃する可能性があること。決勝が打ち切りとなった場合は、そこまでの成績で順位が決められるため、1つの勝敗が大きな意味を持つ。「役割を与えられたときに、しっかり投げられるようにしたい」と佐々木。負けられない舞台で、うっぷんを晴らす態勢は整った。(山口 泰史)

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