京産大・大西監督、ラストシーズン黒星発進「負けられなかったのに」

勝利し歓喜する関学大を見つめ、肩を落とす京産大・大西健監督(左)
勝利し歓喜する関学大を見つめ、肩を落とす京産大・大西健監督(左)

◆関西大学ラグビー 関学大28―17京産大(1日、宝が池)

 関西大学ラグビーで数多くの功績を残してきた名将が、退任するシーズンの開幕戦に臨んだ。京産大が関学大に17―28で敗れ、大西健監督(69)はまさかの黒星発進となった。

 大西監督のラストシーズンは、予想外の幕開けとなった。昨季は52―0で完勝した関学大に敗れた。69歳の指揮官は「絶対負けるわけにはいかないゲームだと思っていたのに。最後なのにな」と肩を落とした。

 思うような試合運びができなかった。7―7で折り返した後半22分、フッカー宮崎達也(4年)=伏見工=がトライを決め、2点差に迫った。だがその後、立て続けに反則を取られ、流れを引き寄せられずにノーサイドとなった。

 ゲーム主将のロック田中利輝(3年)=東海大仰星=は「FWはスクラム、ラインアウトから組み立てることにこだわってきたのに、攻撃の起点をつくれなかった」と敗因を挙げた。元日本代表センターの元木由記雄ヘッドコーチ(48)は「ボールを出してスクラムで押すという京産大らしさ、ひたむきさがなかった。熱量が足りない」と厳しい言葉を残した。

 落ち込む間もなく、次の大体大戦(宝が池)は7日に迫っている。名将は「ここまできたら正念場。このまま終わるわけにはいかない」と開幕早々、巻き返しを誓った。(坂口 愛澄)

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