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【新潟記念】キングカメハメハ産駒ユーキャンスマイル、父にささげる弔い星!ディープインパクト産駒ジナンボーが2着!金子真人オーナー所有で、今夏急死した2頭の息子がワンツー!

直線一気の末脚で抜け出したユーキャンスマイル(手前右)。同じ勝負服のジナンボー(手前左)を首差で退けた
直線一気の末脚で抜け出したユーキャンスマイル(手前右)。同じ勝負服のジナンボー(手前左)を首差で退けた

◆第55回新潟記念・G3(9月1日・芝2000メートル・新潟競馬場、良)

 サマー2000シリーズ最終戦の第55回新潟記念・G3が1日、新潟競馬場で行われ、2番人気のユーキャンスマイル(岩田康)が直線一気の末脚で重賞2勝目を飾った。首差の2着には同じ勝負服のジナンボーが入り、金子真人ホールディングス(株)(金子真人名義を含む)が重賞で4度目のワンツーフィニッシュ。くしくも同オーナーが所有し、先日死んだキングカメハメハとディープインパクト産駒による決着となった。また、同シリーズは王者の資格を満たす馬が出なかったため、シリーズ初の該当馬なしとなった。

 歴史的名馬である父と同じ勝負服が、激しい叩き合いの末にゴール前で重なった。わずかに青い帽子のユーキャンスマイルが首差だけ前に出て、見事に重賞2勝目を飾った。岩田康は「(最後は)必死で馬に頑張れと思っていた。本当に大きいところを狙える馬」と会心の笑顔。現役時代だけでなく、種牡馬としても影響力を及ぼした父キングカメハメハが8月9日に急死後、産駒として初めて天国にささげた弔いの重賞タイトルとなった。

 天皇賞・春(5着)以来の休み明けだったが、本格化の兆しを見せる走りだった。後方待機で迎えた直線は最終週らしく馬群が外に寄るなかで、馬場の四分どころにうまく持ち出して力強く伸びた。「久しぶりの2000メートルだったけど、馬自身も力をつけてくれて追走も楽だった」と岩田康。昨年の菊花賞(3着)以降は長距離路線を歩んできたが、距離短縮に対応できたのは大きな収穫だった。

 現役時代に秋華賞2着の母ムードインディゴも手がけた友道調教師は「お母さんも精神的に我慢強くて、並んでも抜かせない勝負根性は似ている」と感慨深げだ。2着のジナンボーも父ディープインパクトと母アパパネという屈指の良血で、いずれも両親は金子真人オーナー(名義は金子真人ホールディングス(株))の所有馬。「あの子の下(ラインベック)がうちにいますが、やっぱり走りますね」と、名馬の血を受け継ぐ“ワンツー”に驚きを隠せなかった。

 今後はオーナーと相談したうえで、天皇賞・秋(10月27日、東京)を視野に入れる。僚馬で同じオーナーのマカヒキ、ワグネリアンも参戦予定で、友道師は「一緒のレースになるのは仕方がない」とうれしい悲鳴だ。夏の終わりに、新たなスター伝説が幕を開けた。(坂本 達洋)

 ◆ユーキャンスマイル 父キングカメハメハ、母ムードインディゴ(父ダンスインザダーク)。栗東・友道康夫厩舎所属の牡4歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算戦績は12戦5勝。総収得賞金は1億7690万2000円。主な勝ち鞍はダイヤモンドS・G3(19年)。馬主は金子真人ホールディングス(株)。

<ジナンボー、重賞初挑戦で首差2着>

 父がディープインパクトで、母は3冠牝馬アパパネという素質馬のジナンボーが、重賞初挑戦で大健闘した。道中は4番手の好位を手応え良く追走すると、最後の直線では内から先に抜け出した勝ち馬を猛追。首差の2着に迫ったところがゴールだったが、素質開花を感じさせる内容だった。

 「最後の直線も伸びていたし、いい競馬。以前よりも落ち着いて走っていた。ゴール前で横を見たら同じ勝負服。悔しいけど、仕方ない」とMデムーロはサバサバとした表情で納得していた。

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