【侍U18】浅田、5回ノーヒット 甲子園逃すも代表目指し練習

5回無失点の有明・浅田
5回無失点の有明・浅田

◆U―18ワールドカップ第2日 オープニンググラウンド 日本19―0南アフリカ=6回コ-ルド=(31日・機張現代車ドリームボールパーク)

 左腕を高々と上げるダイナミックなフォームから、浅田将汰(有明3年)は丁寧に右腕を振った。2回に四球を1つ許したが、盗塁失敗もあり5回まで打者15人を無安打の完璧な内容。「緩急を使って、1球1球集中して投げました」。毎回の8奪三振の力投で打線の爆発を呼んだ。

 最初の練習試合だった8月24日の駒大戦。「5番・左翼」で出場し、第2打席に右肘に死球を受けた。打撲だったが登板予定は白紙に。この日が7月23日の準決勝で敗れた熊本大会以来、39日ぶりの実戦マウンドだった。巨人・長谷川スカウト部長は「真っすぐとチェンジアップで緩急をつけて、丁寧に投げていた。指先の感覚も器用だね」と評価した。

 日の丸への強い思いがある。4月の代表候補合宿。春季熊本大会決勝まで進出したことで、日程が重なった。それでも決勝に登板後、そのまま大阪入り。しかも翌日の合宿最終日、シート打撃に志願登板し首脳陣を喜ばせた。夏の熊本大会敗退後も「選出されるつもりで練習してきた」。念願の日の丸を胸に躍動した。

 投手陣に共通の思いがある。佐々木、奥川の2枚看板が、いずれもオープニングラウンドでの登板は厳しい状況。「スーパーラウンドで2人を投げさせようと、みんなで話しています」。ダブルエースをしびれるマウンドへ。結束した投手陣が、世界一への道を切り開いていく。(山口 泰史)

 ◆浅田 将汰(あさだ・そうた)2001年4月23日、福岡・飯塚市生まれ。18歳。小2時に野球を始め、有明では1年夏からベンチ入り。甲子園出場はないが、150キロ近い速球が武器。高校通算28発で打者としても期待されている。181センチ、86キロ。右投右打。好きな選手はソフトバンクの柳田悠岐外野手。

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