荒波翔が現役引退…2年連続Gグラブ賞、横浜のファンに愛された男「全ての方々に感謝」

DeNA時代の荒波
DeNA時代の荒波

 元DeNAの荒波翔外野手(33)が現役を引退することが30日、分かった。2012年から2年連続でゴールデン・グラブ賞を獲得するなど、DeNAの船出を支えたスピードスターが、ユニホームを脱ぐ。

 重大な決断に際して、荒波が表したのは周囲への感謝の気持ちだった。

 「この度、約9年のプロ野球生活に終止符を打ち、現役を引退することと致しました。これまで私に携わっていただきました指導者の方々、球団関係者、ファンの皆様、全ての方々に心から感謝致します」

 アマ時代からスピードを生かした華々しいプレーで、ファンを魅了した。横浜高1年時には「1番・中堅」で01年夏の甲子園に出場し、4強入りに貢献。3年時の03年センバツでも聖地を沸かせた。東海大3、4年時には大学日本代表として日の丸を背負った。トヨタ自動車でも10年の日本選手権Vに貢献した。

 DeNAの初年度となった2年目の12年には、スピードを重視する中畑清監督の下、1番に定着。広い守備範囲で、幾度となくチームの危機を救った。今季はメキシカンリーグ・モンテレイで47試合、打率2割9分3厘、12打点、7盗塁の成績を残し、6月下旬に自由契約となっていた。

 今後はDeNAの野球スクールで講師を務め、自らを育んだ横浜の子供たちへ、野球の楽しさを伝えていく。

 「僕を成長させていただいた『野球』を通じて、横浜の地域の貢献、野球人口増加のための活動を行って参りたいと思っております」

 ハマのファンに愛された男。全力プレーでDeNAの礎を築いたリードオフマンが、静かにバットを置く。

 ◆荒波 翔(あらなみ・しょう)1986年1月25日、横浜市生まれ。33歳。中学時代は戸塚シニアで全国制覇。横浜高では1年夏からレギュラー。東海大では1年春に首位打者。トヨタ自動車を経て、2010年ドラフト3位で横浜(現DeNA)入団。18年オフに戦力外となり、今季はメキシカンリーグの強豪・モンテレイでプレー。179センチ、78キロ。右投左打。妻はタレント・宮崎瑠依。

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