バーチャルシンガー「初音ミク」の創作文化を体験できるイベント「マジカルミライ2019」の東京会場が30日、千葉・幕張メッセで開幕した。9月1日まで。
ミクのライブと企画展を併催した「マジカルミライ」では展示のほか、ワークショップやクリエイターから直接音楽を購入できる「クリエイターズマーケット」、スペシャルDJライブなど、様々なユーザー体験型の企画が楽しめる。手作りのミクのコスプレ衣装で来場した長岡市の大学生・柿倉楓花さん(20)は「初めてミクの歌を聴いたとき、他のアーティストと違って(ボーカロイドの)ソフトを使って“歌っている”のが新鮮だった。曲を書いている人によって世界観が全く違うところもすごい」と笑顔。この日は雨の中、開場の6時間前から並んで入場した。中学時代からミクファンで、“マジカルミライ歴”は2015年の武道館ライブから。「(和太鼓集団の)鼓童とのスペシャルライブとか、いろんなところでコラボしているけど、これからももっと活動の幅を広げて活躍してほしい」と希望を語った。
2013年にスタートした「マジカル―」は今年で7回目の開催。2013年に横浜アリーナで初めて実施され、14年はインテックス大阪と東京体育館の2会場で、15年は日本武道館でライブ、科学技術館で企画展を行った。16年から幕張メッセで4年連続で開催され、昨年からインテックス大阪でも行われている。
「マジカル―」に2年連続で出展したスポーツ報知ブースでは、「マジカルミライ特別号」(タブロイド判、オールカラー24ページ、描き下ろしポスター付き・税込み500円)、オリジナルデザインの腕時計やアクリルスタンドなど、会場限定グッズを販売する。