リーチへ“札幌の両親”がエール「ケガなく8強入りを果たして」

東京ドームで行われた巨人―広島戦の試合前にラグビーボールで始球式を行ったリーチ(カメラ・上村 尚平)
東京ドームで行われた巨人―広島戦の試合前にラグビーボールで始球式を行ったリーチ(カメラ・上村 尚平)
日本代表の網走合宿でリーチから贈られたサイン入りユニホームと共にエールを送る森山夫妻
日本代表の網走合宿でリーチから贈られたサイン入りユニホームと共にエールを送る森山夫妻

 ラグビーW杯日本大会(9月20日開幕)に出場する日本代表メンバー31人が29日、発表され、札幌山の手高出身のフランカー、リーチ・マイケル主将(30)=東芝=が3大会連続で選ばれた。道内関係者からも祝福が相次ぎ、リーチが高校時代にホームステイし、今も“札幌の両親”と慕う森山修一さん(68)、久美子さん夫妻(64)がエールを送った。

 リーチがW杯メンバーに選出されると、森山夫妻は安堵(あんど)の表情を浮かべた。「間違いないとは思っていましたが、安心しました。W杯ではケガなく力を出し切り、目標の8強入りを果たしてほしい」。2人は親心を示すように口をそろえた。

 今月22から24日に日本代表の網走合宿を訪問した。「広い練習場でマイケルに手を振ると、すぐ私たちを見つけ手を振り返してくれた。調子を聞いたら、笑顔で『大丈夫』と言ってくれました」と修一さん。リーチは、夫妻が持参した代表レプリカユニホームに他の選手サインも集めてくれた。

 2年前まで札幌市内ですし店を経営していた夫妻。三男の展行(ひろゆき)さん(32)が札幌山の手高ラグビー部主将を務めていた時にリーチが入学した。佐藤幹夫監督(58)から、ホームステイ先の打診を受け、迎えた。リーチが使った4畳半の部屋の天井には五十音のひらがな表が貼られ、久美子さんが日本式のあいさつ、礼儀などを教えた。当初3か月間の滞在予定が10か月に延び、ステイ先が変わっても交流を深めた。リーチは今も札幌に来ると、必ずあいさつに訪れ、今年4月に、いきなり「ただいま」と顔を出したという。

 夫妻には3人の息子がいるが「マイケルは、四男と思っています」と久美子さん。リーチと母のイヴァさん(59)と、かつて経営していたすし店で食事を共にし親交を深めた。

 森山夫妻は日本代表の試合は札幌市内のPVで観戦する。修一さんは「日本がプール戦を突破し決勝トーナメントに勝ち上がれば、初戦でマイケルの母国ニュージーランドと対戦する可能性がある。実現すれば、両国の家族には最高のプレゼントですね」と、ドリームマッチを希望した。(小林 聖孝)

日本代表の日程とメンバー
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