19連勝中プロボクサー・中谷潤人の店「とん丸」名物トンテキランチ…弟が店長&両親手伝う

スポーツ報知
アットホームな店作りを目指す中谷(左から2人目)。左から澄人さん、1人おいて府見子さん、龍人さん

 プロボクシングデビューから19連勝中で、2月に日本フライ級王者となった中谷潤人(21)=M・T=。世界王者を目指して王座を返上し、10月5日の報知新聞社後援「ダイナミックグローブ」(後楽園ホール)で元IBF世界ライトフライ級王者ミラン・メリンド(31)=フィリピン=とノンタイトル10回戦を行うホープは今月1日、もう一つの夢だった飲食店経営を実現した。トンテキ専門店「とん丸」を相模原市にオープン。温かい店作りを目指している。(谷口 隆俊)

 スパイスの利いた特製だれの香りだけでおいしい。ボクシング界のホープ・中谷がJR南橋本駅西口から徒歩3分の場所にオープンした「とん丸」。昼はトンテキランチ(980円)専門で、夕方からは居酒屋として食事やお酒が楽しめる。ランチの、弾力のあるジューシーな豚肉ステーキは、厚めでも一口サイズだから食べやすい。粒ニンニクと濃いめの甘辛特製だれが食欲をそそる。ご飯、ニンニク、キャベツは大盛り無料だ。

 「店名はトンテキの店とすぐに分かるように、親しみを持ってもらえるように名付けました」と中谷。三重県北部の東員町出身で、隣接する四日市市の名物でもあるトンテキは、子供の頃から親しんだ料理。父・澄人さん、母・府見子さん(ともに43)が経営していたお好み焼き店でも提供していた。中谷がオーナーで、大阪で日本料理の修業経験がある弟・龍人さん(19)が店長を務め、両親が手伝う形だ。

 トンテキは様々な店を食べ歩いて研究し、ウスターソースでの味付けではなく「こってりとした濃い味が好まれるのかもと感じた」(澄人さん)ことをヒントに、しょうゆベースに工夫したという。

 米国でのボクシング修業後、相模原市でプロ生活をスタートした中谷をサポートするため、両親は店を引き払い、引っ越してきた。龍人さんはスポーツマッサージを勉強して兄の体調維持に努める。『愛の拳士』の愛称は、周囲から愛される中谷を見て、常連客の1人がつけてくれたもの。「皆さんがかわいがってくれた。いつか自分もこういう店を持ちたいと思っていた」

 グループで食事が楽しめる座敷もあり、メニューも豊富。龍人店長のオススメは牛の「もつ鍋」(1人前1280円)だ。「アットホームな雰囲気で、家族連れでも楽しんでもらえれば」と中谷。「そのためにも、さらにボクシングでも頑張らないと」。キッパリ言い切った21歳を、両親と弟が頼もしそうに見つめた。

 ◆中谷 潤人(なかたに・じゅんと)1998年1月2日、三重県生まれ。21歳。中1からボクシングを始め、U―15全国大会を2連覇した後、16歳で米国に約1年間留学。元世界2階級王者の畑山隆則氏らを育てたルディ・エルナンデス・トレーナーの指導を受けた。2015年4月にプロデビュー。16年度全日本フライ級新人王。初代の日本フライ級ユース王者。19年2月、日本フライ級王座を獲得した(返上)。戦績は19戦全勝(14KO)。170センチの左ボクサーファイター。

 ◆トンテキ専門店 とん丸

 ▽住所 神奈川県相模原市中央区南橋本3の4の36 TEL042・813・3663

 ▽営業時間 11時~14時、17時~23時(オーダーストップ22時30分)

 ▽定休日 日、祝日

 

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