【楽天】岸5回1失点「粘りのピッチングはできた」本拠地今季初勝利はお預け

楽天・岸は5回3安打1失点7奪三振の粘投をみせた
楽天・岸は5回3安打1失点7奪三振の粘投をみせた

◆楽天5x―2ロッテ=延長10回=(27日・楽天生命パーク)

 楽天は先発した岸孝之投手(34)が5回を投げ3安打1失点。降雨の悪条件の中、7奪三振の力投を見せた。勝ち投手の権利を得てマウンドを降りたが、2番手のハーマン投手(35)が6回に被弾し、同点に追いつかれた。岸の今季本拠地初勝利はならなかった。

 岸の気迫が、助っ人砲を上回った。4回無死二塁からロッテ鈴木に先制タイムリーを許すと、その後に計2四球を与え2死満塁の大ピンチを迎えた。迎えた打者は強打者・レアード。だが2球で追い込むと、3球目もゆったりとしたフォームから右腕を振り抜いた。外角直球で右飛に仕留めると、わずかに表情を緩ませた。

 度重なるアクシデントにも、めげなかった。開始前の投球練習を終えた直後だった。スコールのような大粒の雨に見舞われ、試合開始が7分遅れた。しっかりと準備を整えた右腕にとっては、出鼻をくじかれた形となった。さらに午後6時40分から8分間と、同7時57分から23分間、ともに降雨により試合が一時中断された。

 それでも初回を三者凡退に抑えると、3回までは1本のヒットも許さず完璧に抑えた。1点リードで迎えた5回には1死二塁のピンチを背負ったが、荻野には5球全て直球で押して中飛に、続く鈴木はフルカウントからカーブで空振り三振に仕留めた。

 岸は7奪三振を奪う力投も、2番手のハーマンが6回先頭、マーティンに左翼席への8号ソロを被弾。岸は勝ち投手の権利を得て降板したが、6月以来となる今季3勝目は逃した。

 降雨による悪条件の中、1失点と先発投手としての役目は果たした右腕は「全体的に良かったと思います。先制されましたけど、粘りのピッチングはできました」と語った。これで今季は11試合に先発し2勝4敗。お預けになったままの本拠地初勝利は、次回登板でつかみ取る。(高橋 宏磁)

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