ジャニーズの伝統を受け継ぐトラビス・ジャパン「TJ」ポーズに込めた決意 

 ジャニーズJr.の7人組「Travis Japan」(トラビス・ジャパン)が、11月から初の単独主演舞台「虎者(トラジャ)―NINJAPAN―」に挑む。ジャニー喜多川さん(享年87)が企画・構成、ジャニーズアイランド・滝沢秀明社長(37)が構成・演出を担当することでも話題だ。

 私は関西版に掲載する京都・南座での公演取材で、初めて東京で行われたジャニーズの舞台製作発表会見に出席。テレビのワイドショーで見ている光景そのものが目の前で行われており、圧倒された。大量のフラッシュと、緊張した面持ちのメンバー。カメラマンの要求にも全力で応じるメンバーの結束力に感心した。

 その後、場所を移動し、京都公演やその他様々なことを質問した。緊張から解放されたのか、表情がゆるむメンバー。リラックスした雰囲気の中でも真剣に答えてくれ、紙面では書ききれなかった名言もたくさん飛び出した。ここではその中の一部を紹介したい。

 メンバー最年長の川島如恵留(のえる、24)は、タッキー&翼に憧れて入所。滝沢氏が主演した「滝沢歌舞伎」「滝沢革命」「人生革命」などにも出演してきた。滝沢氏から言われたことについて川島は「個人的に松田(元太)、中村(海人)、自分の本当に言いたいことがうまく伝えられない人がいる。すごくいいことなんですよ。彼らなりの言葉があって、彼らなりに一生懸命伝えたいという気持ちがあるんですけど、滝沢君に『こういう時どういう言葉を言ったらいいのか分からない時に、そっと手を差し伸べられたり、そっと代弁してあげられたりする言葉の力を如恵留は持っているんだから、それをメンバーのために使ってあげられるようになりなさい』と言われて、言葉の面でサポートしていきたい」とサラリ。思いを言葉にし、しかも誤解のないように伝えることがどれほど難しいか。川島がメンバーに与える安心感は大きいに違いない。

 トラビス・ジャパンは、2012年に舞台「PLAYZONE」で結成されたグループ。吉澤閑也(24)は「スタッフさんがすごく頑張ってくれるんです。先輩から『スタッフさん1人1人に感謝を持ってやりなさい』ということをすごく学びました。音をかけてもらうにしても『お願いします』とあいさつして、せっかく音をかけていただいているんだから、手を抜かないで全力でやる。それを今回の舞台にも生かしたい」と、先輩の言葉や背中を見て学び、周囲への感謝の心を忘れない。

 結成からメンバーも何度か入れ替わり、ここまでの道のりは決して順調ではなかったかもしれない。悔し涙もたくさん流しただろう。それでも、たくさんの舞台に出て、滝沢氏をはじめ多くのジャニーズの先輩の後ろ姿を見ながら着実に前進しているトラビス・ジャパン。最後の写真撮影の時、私は「一番、トラビス・ジャパンらしいポーズを」とお願いしてみた。彼らは迷わず両手で「TJ」のポーズを選択。決意が伝わるその1枚を迷わず採用した。東京での公演を終えて始まる京都・南座公演。どんな姿を見せてくれるのか。今から楽しみで仕方がない。(記者コラム・古田 尚)

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