【巨人】3度の無死二塁も0点…山口好投も6カードぶり負け越し

7回途中2失点で降板する山口(中)(カメラ・橋口 真)
7回途中2失点で降板する山口(中)(カメラ・橋口 真)

◆巨人0―3DeNA(25日・東京ドーム)

 巨人がDeNAに散発3安打の完封負けを喫した。セ・リーグ防御率トップの今永と同3位・山口の投手戦。3安打は全て先頭打者が二塁打を放ったものだったが、いずれも得点につながらなかった。7回途中2失点と好投した山口は3か月ぶりの黒星。前日24日に劇的なサヨナラ勝ちで点灯した優勝マジックは「20」のままだ。

 完敗だった。散発3安打で今季4度目の完封負け。相手投手陣が良かったことに尽きるが、チャンスが全くなかった訳ではない。原監督は「ノーアウト、ランナーセカンドというシチュエーションが3回あったけど、進塁打というものがない状態で、というところでしょうね」と、振り返った。

 DeNAの先発は防御率リーグトップの今永。2回は先頭・岡本が二塁打の後、阿部が三振で後続も凡退した。4回も先頭・坂本勇が二塁打の後に丸が二飛。投手がエスコバーに代わった7回も先頭・岡本が二塁打の後、阿部が遊ゴロ。バントでなく、走者を進める右方向への進塁打を打つことは簡単ではない。吉村打撃総合コーチは雪辱を誓った。

 吉村コーチ「今永はさすがだった。コースも間違えないし、高低も甘いボールは来ない。いい投手だからチームで戦わないと。何とか、次に戦う時までにね」

 今季は原監督の方針で自己犠牲の精神が浸透。進塁打や粘りの打撃、主軸のバントなどチームプレーを積み重ねて首位を快走する。この日も簡単にアウトにならず、今永に1イニング20球前後投げさせ、6回115球で降板させた。丸は4回無死二塁の二飛を、「甘い球だったので」と悔しがったが、要所での相手の投球が紙一重、巨人打線を上回ったということだろう。

 前日24日の劇的なサヨナラ勝ちでマジック「20」が点灯。この日は6連戦の6戦目、ナイター翌日のデーゲームで試合前の打撃練習を行わず、各自で調整した。今季3度目、東京Dの試合では初めて。コンディションを考慮した策で、この先の戦いに少なからずプラスになるはずだ。

 6カードぶりの負け越しでマジックは「20」のまま。原監督は「強敵ばかりだから、みんなね」と、27日からの本拠地・広島3連戦に向けて切り替えた。今季の巨人は完封負けの次戦は全勝。進塁打という反省は残ったが、引きずるような1敗ではない。(片岡 優帆)

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
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