佐々木朗希「ストレート」見て…26日に明大・森下暢仁と高校大学NO1対決

スポーツ報知
青空の下、笑顔でガッツポーズする大船渡・佐々木(右)と星稜・奥川(カメラ・矢口 亨)

 高校日本代表で今秋ドラフトの目玉・佐々木朗希投手(岩手・大船渡3年)が、26日に行われる大学日本代表とのU―18ワールドカップ(W杯)壮行試合(18時・神宮)に先発することが25日、発表された。大学日本代表は、今秋ドラフト1位候補の森下暢仁(まさと)投手(明大4年)が先発する。高校と大学のNO1投手が投げ合う注目の一戦。甲子園に縁がなかった163キロ右腕が、いよいよ“全国デビュー”する。

 真っすぐ前を見つめたまま、佐々木は自らの名前が挙がるのを聞いた。都内で行われたU―18W杯(30日開幕・韓国)の公式会見。永田裕治監督(55)が「明日の先発は佐々木朗希。スタッフと相談して決めました」と発表した。W杯では先発から抑えまで幅広い起用法が考えられるが、チームの初陣でもある壮行試合の栄えある先発マウンドは“令和の怪物”に託す。佐々木は「光栄です。チームの流れを持ってこられるピッチング、世界大会につながるピッチングをしていければ。(見てほしいのは)ストレートです」と言い切った。

 先陣を任された意味は理解している。大学日本代表との対戦は「(不安とワクワク)どちらもあります」と明かしたが「(26日の試合で)自分がいい“入り”ができれば、大会でチームも自分もいい“入り”ができる。無失点に抑えたいです」と強い覚悟を口にした。「無失点に抑えたら、世界大会でも自分の力が通用する可能性は高いと思う」と自身の実力を知るべくフルスロットルで臨む構えだ。

 大船渡高では、全ての大会で岩手県大会から先に進むことはできなかった。先発マウンドは、129球を投げた7月24日の岩手大会準決勝(一関工戦)以来となる。神宮での“全国デビュー”に向け「世界大会で勝つには、大学日本代表のようなレベルの高いチームに勝つくらいの勢いじゃないとダメ。高いレベルに自分が通用するか。自分の力を最大限発揮できるか。力試しじゃないですけど、自分の力を知れるように」と意気込んだ。

 投げ合う相手は大学NO1の実力を持つ森下と発表された。「全てにおいて完成度が高くて、今すぐプロでも通用する選手。自分にもプラスになると思うので、ベンチからも見ながら感じたいし、絶対に勝ちたいと思います」。動画では何度もチェック済み。「球速もコントロールも変化球も素晴らしい」と投げ合いに心を躍らせた。

 この日の練習では新たに奥川が合流。佐々木もブルペン、試合を含め3連投したことから、ともにノースローで調整した。「(奥川は)実力も存在感もずばぬけている。一緒に野球をやるのは本当にうれしいし、この期間で自分が学べるものをしっかり学んでいきたい」。奥川は当面、コンディション調整に専念。盟友の思いも背負い、チームと自らの可能性を日本中に知らしめる。(山口 泰史)

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