【日本ハム】金子、古巣に24回0封3勝「ゼロで抑えられたのが一番よかった」

古巣のオリックス戦で好投する日本ハム先発の金子(カメラ・義村 治子)
古巣のオリックス戦で好投する日本ハム先発の金子(カメラ・義村 治子)

◆オリックス1―6日本ハム(25日・京セラドーム大阪)

 日本ハムの金子弌大投手(35)が古巣・オリックス相手に5回無失点で今季5勝目を挙げた。今季オリックス戦は、先発した3月30日(札幌D)の3回から24イニング連続無失点。負けなしの3勝目で猛牛キラーぶりを発揮した。チームは7月23~27日の4連勝以来、1か月ぶりの連勝。Aクラス浮上へ上昇気流に乗る。

 金子が慣れ親しんだ京セラドームで粘りを見せた。初回、先頭の福田にいきなり右前打。清水の盗塁阻止。続く宗は左前打で二塁を狙ったが左翼・近藤が二塁送球でタッチアウトとした。「守備に助けられて初回無失点に抑えられたのは自分の中では大きくて。ゼロで抑えられたのが一番よかった」。吉田にも内野安打を許し結果として3連打を浴びながらも、初回を無失点に切り抜けた。

 踏ん張り続けた。先制点をもらった3回には2四球もからみ、1死満塁のピンチ。古巣の強打者・吉田正には長打を警戒し、低めに集めた。「(長打のある)吉田正尚だし、振ってくるだろうな、どっかで甘い球投げちゃいけないな、という気持ちはあった」。2ボールから外角低めのシュートで二ゴロ併殺に仕留め危機を脱出。5イニングで2度の併殺を奪い、切り抜けた。

 14年在籍したオリックスを離れ今季、北海道にやってきた。猛牛打線に対し、初対戦の3月30日の2回、小田にソロ本塁打を浴びたのを最後に、24イニング連続無失点。得意意識はないが「まだ対戦数が少ないってところで多少僕に分があるのかな。今日もヒットはたくさん打たれてますし、そんな簡単な打線じゃないので」と冷静に分析した。

 元本拠の京セラでは移籍後、公式戦初登板だった。オープン戦で1度登板も、敵として大阪のファン、元同僚を相手にするのは「気にすれば気になりますけど」と意識がなかった訳ではない。たまたま「今まで対戦したことのない(期間限定の)黒いユニホームだったので、それが結果的に良かったのかな」と客観的に振り返った。

 8月初めての連勝。「良く粘ってくれた。うまくいってないように見えたけど、それでもゼロでまとめられるのは素晴らしい」と栗山監督もたたえる。頼りになるベテランが、Aクラス浮上への上昇気流を生み出した。(秦 雄太郎)

試合詳細

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請