【巨人】石川、「奇跡」の一発は“脇谷魂”から生まれた

中越えにサヨナラ2ランを放つ石川
中越えにサヨナラ2ランを放つ石川

◆巨人8X─6DeNA(24日・東京ドーム)

 首位・巨人が劇的に今季初めて優勝マジック「20」を点灯させた。1点を追う9回2死、「あと1人」から2四球で一、二塁とチャンスメイクすると、坂本勇が左前に同点打を放ち、延長戦に持ち込んだ。そして11回。先頭・重信が右前安打と二盗で好機を演出。“ダイナマイト・シンゴ”こと代打・石川がプロ初のサヨナラ弾となる3号2ランをバックスクリーン右へ叩き込んだ。

 今季、1軍と2軍を行き来した石川。2軍にいる時も決して「腐るとか、やる気をなくす」ことはなかった。周りを見渡せば、26歳の自身より若い選手ばかりだった。「年齢も上の方になってきてましたし、去年の脇谷さんの姿を見ていたので、自分のやるべきことを真剣に取り組んでいるところを後輩たちにも、(見てほしい)というのはありました」

 昨季までファームで見てきたベテランの姿が脳裏に浮かんだ。背中で語る先輩の姿がかっこよかった。だから自分もプレーで示してきた。「明るく、僕らしくじゃないですけど(笑い)」。2軍でも声を張った。アドバイスを求める後輩たちには真摯(しんし)に向き合い、助言を送った。

 「次、絶対1軍帰った時にその借りを返すんだ、と。そういう気持ちでした」。舞台は違っても真剣に野球に取り組んできた姿は、本人が「奇跡」と言うこの日の一発につながった。(巨人野手担当・小林 圭太)

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
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