【甲府】3発快勝 第1子誕生のリマ、ゆりかごダンス披露「ゴールを決められてうれしい」

後半29分、FWウタカは狙い澄ましたミドルシュートで追加点を挙げた(カメラ・西村 國継)
後半29分、FWウタカは狙い澄ましたミドルシュートで追加点を挙げた(カメラ・西村 國継)

◆明治安田生命J2リーグ第29節 千葉0―3甲府(24日・フクアリ)

 ヴァンフォーレ甲府が、千葉に3―0で快勝し、アウェー2連勝をマークした。20日に第一子の長男が誕生したブラジル人DFエデル・リマ(33)が後半15分、CKの流れから右足で先制ゴール。甲府サポーターの前でゆりかごダンスを披露した。後半29分にはFWピーター・ウタカ(35)が中央突破からミドルシュートを突き刺して追加点。その7分後にはMF内田健太(29)が低空ロングFKを決め試合を決めた。

 新米パパ5日目のリマが、最高の形で愛息の誕生を祝った。後半15分。ショートコーナーからのこぼれ球を、ゴール正面に残っていたDFリマが胸トラップ。そのまま利き足でない右足で、ボレーシュートを叩き込んだ。敵地・千葉まで駆けつけた1000人近くの甲府サポーターの目前で、ベンチメンバーも勢ぞろいしてのゆりかごダンス。イレブンの笑顔がはじけた。

 リマからのハッピーオーラはチームメートにも波及した。後半29分にはFWウタカがセンターサークル近くからドリブルで持ち上がり、そのままゴール左隅へミドル弾。その7分後の後半36分には、ゴール正面ながら35メートル前後からの直接FK。長い助走をとった内田が、自慢の左足で超低空シュートを放つと、相手DFに当たってわずかにコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。

 今季初ゴールが決勝点となったリマは「混戦の中で味方からのボールを胸トラップして、いい当たりでゴールに入れられた。子どもが生まれたばかりで、ゴールを決められてうれしい」と満面の笑顔。本職のDFとしても2戦ぶり、直近4戦で3戦目となる完封勝ちを決め「失点0というのは勝ち点1を確保しているのと同じ。そこで点を取って勝つという共通理解があった。これからまた試合は続くので勝ち続けたい」と喜んだ。

 累積警告による出場停止で背番号10のFWドゥドゥ(29)を欠いたものの、この日J通算300試合出場となるFW横谷繁(32)がベテランらしい働きで貢献した。後半17分には、新外国人MFアラーノ(24)を起用。評判通りのスピードを見せ、デビュー弾を予感させるシュートも放った。

 次節からは大宮(前節2位)、横浜C(同4位)、柏(同首位)と上位相手の厳しい3連戦。最高の形でJ1復帰をかけた山場に挑む。(西村 國継)

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