【箱根への道】連覇目指す東海大、クロカントレーニングでパワーアップ

 ◆【明大】元800メートル王者から動き作り学ぶ

  • ルーキーながら好調の明大・加藤大誠
  • ルーキーながら好調の明大・加藤大誠

 予選会トップ通過、そして5年ぶりシード権獲得へ明大が意地を見せる。副主将を務める三輪軌道(のりみち、4年)は「地道な走り込みでケガのない体作りができつつある。まずは予選会を1時間3分台で走りきれるメンバーをそろえたい」と阿部以外の成長にも期待を込める。

 長野・妙高高原での合宿前には、男子800メートル元日本記録保持者の横田真人氏(31)から動き作りを直接指導された。合宿中も定期的に実施。ルーキーの加藤大誠は「取り入れることで自分のコンディションも把握しやすくなった」と効果を実感している。

 ◆【駒大】絶好調ルーキー田沢が押し上げる

  • 練習後のアイシングで顔をしかめる駒大・田沢廉
  • 練習後のアイシングで顔をしかめる駒大・田沢廉

 ゴールデンルーキーが駒大を押し上げる。5000メートルで新入生最速13分53秒61をひっさげて入学した田沢廉が初の夏合宿でも絶好調。ほとんどのメニューをAチームでこなし「苦しいが、いっぱいいっぱいという感じではない」と手応えを語る。スピードだけでなく、30キロ走など距離が伸びても対応するスタミナは十分。山下一貴(4年)は「距離走で脱落しそうな1年生に声かけしようと思ったら、すでに田沢がかけている。余裕あるんだな、と思って…。負けていられないですよね」と大いに刺激を受けている。

 夏合宿は毎年恒例の長野・野尻湖でスタート。質、量ともに高いレベルが求められる。7月のユニバーシアード(イタリア)ハーフマラソン2位の中村大聖(4年)は「3大駅伝すべてで3位以内が目標。個人としては相沢(晃、東洋大4年)に勝ちたい。そこを目指さないと甘えが出てしまうと思う」と成長を誓った。

 ◆【順大】エース不在4年生カギ

  • 駅伝シーズンに向け練習を積む順大・清水颯大
  • 駅伝シーズンに向け練習を積む順大・清水颯大

 大エースの不在は総合力でカバーする。順大の大黒柱で2区日本人最高記録を持つ塩尻和也(現富士通)や5区のスペシャリスト・山田攻(現警視庁)らが卒業した今季。長門俊介監督(35)は「2、5区以外で稼がないといけない。ただ、4年生の足並みがそろえば東海大の黄金世代にも引けを取らない実力はある」と最上級生がカギと考えている。

 今年は初めて長野・菅平で夏合宿を行った。好調の小畠隆太郎(4年)は「柱は抜けたが、チーム力は上がりつつある」。5000メートルチーム最速の清水颯大(3年)も「全員が危機感を持っている。役割を果たせば結果もついてくる」と試練の秋へ意気込んだ。

蓼科クロスカントリーを走り込む東海大の選手たち
笑顔でランニング教室を行う東海大・関颯人(左から2人目)
ルーキーながら好調の明大・加藤大誠
練習後のアイシングで顔をしかめる駒大・田沢廉
駅伝シーズンに向け練習を積む順大・清水颯大
すべての写真を見る 5枚
1 2

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請