星稜・知田爽汰、併殺打で最後の打者「笑って終わりたかったので悔しい」

7回2死一、二塁で、同点適時打を放った知田
7回2死一、二塁で、同点適時打を放った知田

◆第101回全国高校野球選手権大会第14日 ▽決勝 履正社5―3星稜(22日・甲子園)

 石川県勢初の全国制覇、北陸勢初の夏優勝には、あと一歩届かなかった。星稜(石川)は履正社(大阪)に3―5で敗れ、準優勝。1点リードの3回にエース右腕・奥川恭伸が逆転3ランを浴びたが、7回に主将の9番・山瀬慎之助捕手(3年)の左中間適時二塁打、3番・知田爽汰三塁手(2年)の右前適時打で同点とするなど、最後まで食らいついた。

 懸命のヘッドスライディングも届かなかった。2点を追う9回1死一、二塁のチャンスに左打席に立った知田は二ゴロ併殺打に倒れ、最後の打者となった。「カットボールを打たされた。ゲッツーだけは避けようと思ったが…。3年生と日本一長く野球はできたが、最後は笑って終わりたかったので悔しい」と唇をかんだ。

 2年生で3番を任された男が、見せ場を作った。7回2死一、二塁では、一時同点となる右前適時打。「奥川さんが踏ん張ってくれていたので、どうにか野手陣が追いつき逆転しないとと思った」先輩への熱い思いを、バットにこめた。まだ2年生。雪辱の機会は残されている。決勝の大舞台で2安打を放った背番号5は「もっと打てるチームになって、必ず日本一になりたい」。北陸初の頂点へ、挑戦は続く。(三須 慶太)

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