内田理央「初めてお芝居を楽しめた」”おっさんずラブ”が大きな転機…「劇場版―」23日公開

浴衣姿を披露した内田理央(カメラ・小泉 洋樹)
浴衣姿を披露した内田理央(カメラ・小泉 洋樹)
「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」で共演する内田と田中圭
「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」で共演する内田と田中圭

 女優の内田理央(27)が出演する映画「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」(瑠東東一郎監督)が23日に公開された。「おっさん」同士の純愛を描いた昨年4月期のテレビ朝日系ドラマの劇場版。内田は田中圭(35)演じる主人公の幼なじみを好演。「初めてお芝居を楽しめた。声をかけられることもすごく増えて、転機になった作品です」と思い入れを語った。(土屋 孝裕)

 女性にモテないサラリーマンと、その男に恋した男性の上司、後輩との三角関係を描き、2018年の新語・流行語大賞トップテンに選出されるなど、社会現象にもなったラブコメディー「おっさんずラブ」。内田は“ヒロイン的存在”となる主人公の幼なじみ・荒井ちずを演じた。

 「最初は映画化なんて思ってもなかったんですが、ドラマが進むにつれてどんどん反響が大きくなって『これ、映画化あるんじゃない?』なんて冗談で言ってたんです。それが本当に実現しちゃった。驚いたし、すごくうれしいです」

 主人公に恋心も抱きつつ、おっさんたちの恋愛も応援するちずの姿は、物語のいいアクセントとなり、内田の人気、評価は番組とともに上昇した。撮影では主人公の田中圭はもちろん、上司役の吉田鋼太郎、林遣都ら「おっさんず」の熱演に心を動かされたという。

 「圭さんを筆頭にウソのない芝居をされて、すごく楽しそうにしてたんです。今までの自分は頑張らなきゃ、迷惑かけちゃいけないっていう気持ちでいつも現場に入ってたんですが、楽しくやってる人たちの中にいたら、自分も自然と楽しくなってきちゃった。初めてお芝居を楽しめたんです」

 劇場版は、ドラマの1年後を描く。当然のように内田もレギュラー陣の1人としてキャスティングされた。撮影期間が空いたこともあり、ドラマを全て見直してから、撮影に臨んだ。

 「ドラマの最終回からの1年間、ちずはどうしていたんだろうと想像して現場に入りました。ドラマの時より、ある人と仲良くなってたり、関係性の変化が垣間見られると思います。すぐ役に戻れるかドキドキしてましたが、スタッフさんの温かさが変わってなくて、困らなかったです」

 18歳の時にグラビアで芸能界デビュー。演技を始めたのが遅く、22歳の時、大学卒業を機に芸能界引退を本気で考えた。その時に出演が決まったのがテレビ朝日系「仮面ライダードライブ」(14年)。「おっさんず―」とともに大きな転機になったという。

 「大きな経験になりました。ドライブに出会わない人生を歩いていたら、全く違った自分だったかも知れないですね。今は諦めなくてよかったと思います。私自身が頑張ったというより、ドライブも、おっさんずラブも、出会いに恵まれているんだなと。皆さんに感謝です」

 漫画好きで、自他ともに認めるオタク。ここ数年は多忙なこともあって漫画を控えていたが、最近、初めて長期の休みをゲット。2か月で漫画を約70冊も購入し、読破した。

 「少年系も少女漫画も読みます。電子書籍にも手を出して大量にお金をつぎ込んでますし、すごく影響されます。(殺し屋の活躍を描いた)『ザ・ファブル』が今好きで、めっちゃ殺し屋になりたいんですよ」

 最近は海外旅行も趣味の一つになった。少人数で行き、自らUber(配車アプリ)を駆使して移動する。

 「昔は行かなかったんですが、仕事に自信が出てきたこともあるのかな。ノンストップで働いているとバッてどこかに行きたくなる。おかげでメリハリがつくようになりました。結婚? まだ周りに独身女性がいっぱいいて、すごく楽しそうなので、焦りとかはないです。いつかしたいって気持ちはあるんですけど、旅行も自由に行きたいし、今はまだできないな」

 ◆25日ファンイベント

 25日には東京・NEWoMan Shinjuku内の「LUMINE 0」で約1年半ぶりのファンイベント「だーりおと夏休み」を開催する。「最初は定期的にやっていたんですが、最近は全然できていなかったのでうれしい。普段はSNSぐらいしか、ファンの方とつながれないので、直接目を見て話せるのは貴重な機会です」と心待ちにしている。

 貴島彩理プロデューサー「内田さんはまっすぐで、一生懸命で、負けず嫌いで、意外に男気があって、うれしいも悲しいも感情が全身からパーっと飛び出すような、笑顔のすてきな女優さんです。彼女の人としての魅力がそのまま役に生きて、視聴者はみんな愛さずにはいられないのだと思います」

 ◆映画「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」 春田(田中)と牧(林)が結ばれてから1年後。春田は香港転勤から1年ぶりに日本に戻る。部長の黒澤(吉田)、新入社員のジャスティスこと山田(志尊淳)ら天空不動産第二営業所のメンバーたちは春田を歓迎。すると突然、本社で新たに発足したプロジェクトチーム「Genius7」のメンバーが春田たちの前に現れ、リーダーの狸穴(沢村一樹)は、春田たちに営業所から立ち去るよう言い放つ。

 ◆内田 理央(うちだ・りお)1991年9月27日、東京・八王子市生まれ。27歳。2010年に日本テレビ系「アイドルの穴」でデビュー。同年「日テレジェニック」に選出。15年から「MORE」専属モデルを務める。16年「血まみれスケバンチェーンソー」で映画初出演初主演。17年、フジテレビ系「将棋めし」で連ドラ初主演。身長166センチ、血液型O。

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