【巨人】丸、初回V打からの本盗で5連勝…22日にも優勝マジック点灯

1回2死一、三塁、打者・大城のとき、一塁走者・岡本の二盗の間に三塁走者・丸が本盗を成功させる(捕手・加藤=カメラ・保井 秀則)
1回2死一、三塁、打者・大城のとき、一塁走者・岡本の二盗の間に三塁走者・丸が本盗を成功させる(捕手・加藤=カメラ・保井 秀則)
本盗でセーフをアピールする丸
本盗でセーフをアピールする丸
巨人のマジック点灯条件
巨人のマジック点灯条件

◆中日1―2巨人(20日・ナゴヤドーム)

 巨人が中日との接戦を制し、今季6度目の5連勝とした。初回に丸が6戦24打席ぶりの安打となる先制適時打を放つと、その後2死一、三塁から重盗で生還。この回の2点で逃げ切った。チームの3安打勝利は2015年8月29日の中日戦(東京D)以来。巨人が21、22日に連勝、DeNAが阪神に2連敗すれば、22日に優勝マジックが点灯する。

 迷いのない積極打法が、突破口となった。打球が中前に弾むと、丸は何度も両手をたたいた。初回1死二塁。大野雄の初球143キロ直球を捉え、6戦24打席ぶり安打となる適時打。「チャンスだったので積極的にいきました。点につながってよかったです」。試合前まで今季最長5戦無安打だったが、その間は6四球。安打が出なくても高い出塁率でチャンスメイクをしてきたが、この日は決勝打を決めた。

 足でも見せ場を作った。なおも2死一、三塁。大城への3球目で一塁走者の岡本が二塁へスタートし、捕手が二塁へ送球したと同時に三塁走者の丸が本塁へ突入した。遊撃手の本塁への返球はアウトのタイミングも、捕手がボールをこぼし、本盗で2点目を奪った。

 広島在籍時の12年から8年連続2ケタ盗塁に到達する今季10盗塁目で通算150盗塁。「もうちょっとスタートがよければ確実にセーフだった。反省しながらまた次のケースでしっかりと作戦を実行できるように」と振り返ったが、原監督は「好投手というのはそうそうチャンスはない。そういう意味では思い切って2点目いけたのは結果的に大きかった」とうなずいた。

 シーズン終盤を迎えても、丸は疲れ知らずの働きを見せる。その要因となっているのはストレスフリーの生活だ。コンディション対策で冷房の室温を下げすぎないように調整する選手も多くいる中、丸は遠征先の宿舎の自室の冷房は「暑いので可能な限りガンガン低くします。18度とか」と、一番低く設定しているという。

 さらに試合前に満腹感に満たされるほどの炭水化物を摂取する姿は、シーズン序盤と何ら変わることはない。「僕はストレスないですからね」。自分に合った生活リズムが、高いレベルでの安定した成績につながっているのかもしれない。

 9回にはチームにとって初回の2安打以来の中前安打で6戦ぶりの複数安打を記録したが、結果的には今季最少で15年8月29日中日戦(東京D)以来の3安打勝利。「次の試合は先制した後にもう1点、もう1点と追加点が取れれば、もっと投手の人も楽に投げられる。今日は投手の人に助けてもらった」と感謝した。

 それでもチームは5連勝で2位・DeNAに6ゲーム差。「1試合、1試合戦って、勝っていければ優勝に近づく。まだまだ油断はできないのでしっかりといけたら」。目の前の勝負を勝ち抜いた先に、歓喜の瞬間が訪れる。(後藤 亮太)

試合詳細
1回2死一、三塁、打者・大城のとき、一塁走者・岡本の二盗の間に三塁走者・丸が本盗を成功させる(捕手・加藤=カメラ・保井 秀則)
本盗でセーフをアピールする丸
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