【広島】同点3ランの誠也に聞いた今後の戦い「小さなミス命取り」一問一答

9回、起死回生の同点3ランを放った広島・鈴木は、右手を挙げて走り始めた
9回、起死回生の同点3ランを放った広島・鈴木は、右手を挙げて走り始めた

◆広島9×―8ヤクルト(20日・マツダスタジアム)

 広島は3点ビハインドの9回に鈴木誠也外野手(25)の24号3ランで追いつき、三好匠内野手(26)の決勝打で今季10度目のサヨナラ勝ちを収めた。シーズン2けたのサヨナラ勝利は、2003年の11度以来、球団史上2度目。首位・巨人との6・5ゲーム差を死守した。

 ドーピング検査陽性のバティスタを17日に欠いてから2連敗後の初勝利。田中広をベンチメンバーから外す荒療治を施した緒方孝市監督(50)は「劣勢の空気の中、9回にあきらめず(無死一塁から)キク(菊池涼)が(左前打で)つないで、誠也は3ボールから勇気を持って打つべき球を捉えてくれたね」と主砲を絶賛した。そんな鈴木は、劇弾の直後もスイングルームでじっくりとバットを振ってから、報道陣の取材に応じた。

 ―3ボールから本塁打。

 「気持ちでした。打てる球が来たら打とうと思っていました。あのカウントでしたし、空振りでもファウルでもいい。当てにいくスイングをせず、しっかり振ろうと思って(打席に)入って、たまたまああいう結果にになりました」

 ―3打席目まで走者を置いて凡退。

 「反省は試合が終わってからでもできます。次の打席、次の打席と(気持ちを)切り替えて、できることは何があるかなと考えて入りました」

 ―バティスタが抜けた17日のDeNA戦から3番に定着。

 「打順はひとつ繰り上がったというくらい。打席も多くもらえますし、そういった意味でイヤじゃないです。結果が出る出ないは、その日による。(打順が変わっても)試合の中で自分のスイングはできてますし、結果より自分に何ができるかを考えていて、それはできている。そのあとに結果がついてくる、という感じです」

 ―残り28試合。大事になってくることは。

 「負けは許されないと思いますし、小さなミスが命取りになる。そこだけしかないですね。あまりゴチャゴチャ考えてもできることは少ない。シンプルに『ミスしない』ということだけをやって、それで負けたら仕方ない。勝ち負けはどっちに転ぶか分からない。普段からやるべきことをやっていれば(勝ちに)転ぶ確率は高くなります」

 ―ファンは雨中で応援を続けた。

 「最近本塁打を打ててなかったですし、ああいった場面で打てて良かったと思います。これからも自分のやれることをやっていこうと思います」

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