【2019ワールドオールスタージョッキーズ】菜七子騎手がJRA女性騎手初参戦 「ひとつでも上の着順を」

ばんえい競馬のエキシビションレースに向け練習する菜七子
ばんえい競馬のエキシビションレースに向け練習する菜七子
エキシビションレースでバウンティハンターに騎乗した菜七子(左から2人目)
エキシビションレースでバウンティハンターに騎乗した菜七子(左から2人目)

 世界の名手が腕を競う「2019ワールドオールスタージョッキーズ」(24、25日、札幌)に、藤田菜七子騎手(22)=美浦・根本厩舎=がJRA女性騎手として初出場する。6月の「ウィメンジョッキーズワールドカップ」での総合優勝など、次々と道を切り開いてきた菜七子がどんな活躍を見せるか。

 世界やJRA、さらに地方競馬のレジェンドが、トップクラスの腕を競い合う夢の舞台へ―。その1人に選ばれた感謝。藤田菜七子は、身が引き締まる思いでいっぱいだ。「(選ばれた時は)とても驚きました。自分は成績的にもまだまだなので、こういうところに呼んでいただけるのはありがたいです。ひとつでも上の着順を目指したい」と決意を新たにした。

 今年のフェブラリーSは、コパノキッキングとのコンビで5着ながら待望のG1初騎乗を果たした。そして大きな転機は、6月にスウェーデンで行われた国際女性騎手招待競走「ウィメンジョッキーズワールドカップ」での総合優勝だ。「スウェーデンで勝てたからこそ、シャーガーCも今回も呼んでいただけたと思う。すごくよかったと思える出来事」と、世界に名をとどろかせた瞬間だった。

 この8月は、世界の名手12人が4チームによる対抗戦で競う「シャーガーC」に「女性選抜」の1人として選ばれ、格式ある英・アスコット競馬場で貴重な経験を積んだ。3勝を挙げた先週は、自身が昨年に打ち立てたJRA女性騎手年間最多勝利記録(27勝)に早くも王手をかける26勝目と勢いは止まらない。「たくさんの馬に乗せていただきましたし、経験させていただいた」と、着実な成長で周囲の期待と信頼に応えている。

 今回のWASJでも、リサ・オールプレス(ニュージーランド)やミカエル・ミシェル(仏)ら海外で活躍する女性騎手と同じ舞台に立つ。「リサに会えるのはすごく楽しみで、いろいろ話をしてみたい。ミシェルもすごいジョッキーで、2人に会えるのも楽しみです」。また一つ、大きくステップアップするチャンスにしてみせる。(坂本 達洋)

<帯広競馬場「ジョッキーDAY」ばんえい競馬エイキシビション2レースに騎乗> 菜七子は19日、北海道・帯広競馬場で行われた「JRAジョッキーDAY」に2年連続で参戦。世界唯一のばんえい競馬でエキシビション2レースに騎乗し、ともに9頭中7着だった。合計10ポイントで9人中総合7位。昨年総合2位タイで、初Vを狙っていたが、「(せんぶり茶を飲むという)罰ゲームを回避できてよかった。すごく楽しかったし、来て良かった。馬も一生懸命頑張ってくれているので、乗っていても応援したくなった」と笑みがこぼれた。優勝は1、4着で計31ポイントを獲得した荻野琢真騎手(31)=栗東・フリー=で、2年連続4度目のVとなった。

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