紅ゆずるも綺咲愛里も涙…本拠地退団セレモニー「『言葉にできない』という歌って本当」

退団セレモニーで、涙を流すトップ娘役・綺咲愛里(右)を抱き寄せる星組トップスター・紅ゆずる
退団セレモニーで、涙を流すトップ娘役・綺咲愛里(右)を抱き寄せる星組トップスター・紅ゆずる

 10月13日付で宝塚歌劇を退団する星組トップコンビ、紅(くれない)ゆずると綺咲愛里(きさき・あいり)の本拠地サヨナラショーが19日、兵庫・宝塚大劇場での星組千秋楽で行われ、退団セレモニーが行われた。

 紅は、「宝塚の現役生徒しか着ることが許されない。男役としてより、一生徒として迷わず決めた」というタカラジェンヌの正装の黒紋付と緑のはかま姿で大階段を降りた。

 入団から18年。小学5年で初めて宝塚を知り、魅了された経緯を話すと、思わず涙があふれ「スミマセン。泣くつもりではありませんでした」と言葉を詰まらせたが「この舞台が私のすべてでした」。入団時、同期48人中47番目の成績からはい上がった個性派トップは「私が今、ここにいるのは、あきらめなかったから。あきらめなければ、夢はかなう。宝塚がそのことを教えてくれました」と、あいさつ。ファンには「端っこにいる生徒も見てあげてください」とお願いした。

 一方、綺咲は「幸せな気持ちとさびしい気持ちが交互に押し寄せる毎日で、心がとても忙しかったですが、それでも幸せが勝っていたのは、さゆみさん(紅)、笑いの絶えない星組のみんな、何よりファンのみなさまのおかげです」と感謝した。

 カーテンコールは6回に及び、紅はファンを前に「『言葉にできない』という小田和正さんの歌がありますが、本当ですね」と感無量の様子で「もう言うことが分からへん」と話すと続けて「本当に相手役が、あーちゃん(綺咲)でよかった!」。これには綺咲が瞬時に涙し、紅は優しく頭をなでていた。

 紅は会見では「『言葉にできない』から、ラララ…となるんですね」と納得していた。

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