【清水】本拠で屈辱の8失点 篠田監督が謝罪「私の責任」

歴史的惨敗を喫し、肩を落として引き揚げる清水イレブン
歴史的惨敗を喫し、肩を落として引き揚げる清水イレブン

 清水エスパルスは札幌に0―8で歴史的な大惨敗を喫した。クラブワーストを更新、J1最多にあと1と迫る1試合8失点。前半10分に先制を許すと、その後もなすすべなく得点された。このカードは今季2戦13失点。公式戦の連勝は3で止まった。

 お盆休み最後のゲームは目も当てられない惨劇が待っていた。札幌サポーターの「ハチゼロサッポロ!」コールが耳をつんざく。ホームで醜態をさらした清水イレブンは、罵声にただ頭を下げるしかなかった。篠田善之監督(48)は「私の責任。申し訳ない」と謝罪。敵将のペドロヴィッチ監督(61)からは「清水はいいチーム。バラバラにならずにやってほしい」と同情される始末だ。

 2試合連続完封と好調だった守備をぶっ壊された。前半10分、こぼれ球を拾った相手MFチャナティップのシュートはDFをかすめてネットへ。同24分には相手FWジェイにクロスを頭で決められた。助っ人は清水サポーターの陣取るスタンドを向き、手を耳に当てて挑発するしぐさを見せたが、プレーでやり返すこともできず、ハットトリックを許した。

 後半4分にCKから3失点目。指揮官は「点を取りに行く姿勢を見せる」と攻撃的選手を順次投入し、4―1―4―1に布陣変更も試みたが流れは全く変わらない。95年6月の横浜F戦で記録したクラブワースト(6失点)を更新。8点差負けは98年にC大阪が磐田戦で記録した1―9に並ぶJ1ワーストだ。3月に敵地で2―5の大敗を喫した借りを返すどころか、さらにボコボコにされた。DF吉本は「こんな恥ずかしい試合をしてはいけない」とうつむいた。

 23試合で複数失点は12度目。総失点は50に伸び、これは年間74失点ペースだ。MF竹内主将は「みんなで向き合う」。指揮官も「はい上がるのが我々の仕事」と言った。だがこの先は24日・川崎戦、9月1日・鹿島戦と強豪相手が続く。暫定だがプレーオフ圏の16位・鳥栖とは勝ち点わずか4差。降格の影は、背中に張り付いている。(武藤 瑞基)

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