西岡良仁、マスターズ大会初8強…錦織撃破の勢いをキープ

西岡良仁(ロイター)
西岡良仁(ロイター)

◆テニス ウェスタン・アンド・サザン・オープン ▽男子シングルス3回戦 西岡2(7―5、6―4)0デミノー(15日・米シンシナティ)

 男子シングルスの世界ランキング77位・西岡良仁(23)=ミキハウス=が3回戦でアレックス・デミノー(オーストラリア)をストレートで破り、4大大会に次ぐ格付けのマスターズで初めて8強入りした。2回戦で大先輩の錦織圭(日清食品)を破った勢いを持続。

 世界ランク77位の西岡が38位のデミノーを手玉に取った。わずか1時間22分で片付け、強豪ぞろいのマスターズ大会で初めて8強入りを果たした。「マスターズの準々決勝に行きたかったので幸せに感じる。自分にとって特別な瞬間になった。前回対戦した感じで、相性はいいかなと思っていた。どうやったら自分のプレーができるか把握できていた」。昨年のマイアミ・オープンでもストレート勝ちしており、手の内はよく分かっていた。

 球の勢いを利用して切り返すカウンターが得意な相手。西岡は状況に応じて第1サーブに時速30キロほどの緩急をつけ、回転量やコースも変えることでリターンを封じ込んだ。2回戦で錦織から金星を奪ったときと同様、重要視してきた“第1打”で幻惑した。「今日も最高のプレーができた」と自身のSNSで一度もブレイクを許さない完勝の余韻に浸った。

 17年に左膝を手術。ランキングが380位まで落ちたが、昨年9月には深センオープンでツアー大会初優勝を果たすなど、徐々に順位を上げてきた。自己最高は58位。「今年の目標は世界40位以内に入ること」と上を見据えている。

 23歳のサウスポーは予選から勝ち上がっており、世界ランク19位のダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する準々決勝(日本時間17日未明)が6試合目。「確かに厳しいけど、体は問題ない。よく寝て、よく食べる。毎日、夜は日本食を食べている」。マイペースな快進撃が続く。

 ◆西岡 良仁(にしおか・よしひと)1995年9月27日、津市生まれ。23歳。父の指導で4歳からテニスを始める。15歳でIMGアカデミー入り。14年1月にプロ転向し、世界ランク自己最高は58位(17年3月20日付)。4大大会最高成績は2回戦進出。昨年9月の深センオープンで日本男子史上5人目のツアー優勝を果たした。170センチ、64キロ。本人いわくツアー選手で「一番小さい」。

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