◆DeNA2―4広島(16日・横浜スタジアム)
広島・大瀬良大地投手(28)が9回を119球2失点の今季6度目の完投で、3年連続4度目の2ケタ勝利を挙げた。「疲れたんですけど、最後に大きな声援を頂いて、最高のいい疲れになりました」と笑顔で振り返った。
4回2死二、三塁から戸柱に中堅フェンス直撃の2点三塁打を浴びたが、それ以外は要所を締めた。「特にこの球場ではよくやられている。何度もやられっぱなしではいけないと思って、強い気持ちでマウンドに上がりました」。今季は2戦2敗で防御率9・28と苦手にしていた横浜でやり返し、チームを2位に導いた。
3年連続2ケタ勝利は、広島では2010~15年の前田健太(現ドジャース)以来の快挙。「野手の皆さんであったり、大声援を頂けるファンの皆さんのおかげ。これからも伸ばせるように頑張りたい」と意気込んでいた。