篠原信一氏、井上康生監督に「こいつ、現役復帰を…? 何か、たくらんでるな~」

篠原信一氏(左)と練習する井上康生監督
篠原信一氏(左)と練習する井上康生監督
視察後はジョッキを手に親睦会を行った(左から)金丸雄介コーチ、井上康生監督、篠原氏、中村兼三コーチ(篠原氏提供)
視察後はジョッキを手に親睦会を行った(左から)金丸雄介コーチ、井上康生監督、篠原氏、中村兼三コーチ(篠原氏提供)

 柔道の世界選手権(25日開幕、日本武道館)で金メダル量産を狙う男子代表の井上康生監督(41)らコーチ陣が15日、奈良・天理大で調整中の73キロ級・大野将平(27)=旭化成=ら代表選手の視察を行った。スポーツ報知評論家の篠原信一氏(46)=前男子代表監督=が道着をまとって潜入取材。各代表らの練習拠点を巡回中の井上監督に、本番を迎える各代表らの仕上がりを聞いた。

 井上監督は「けが人が多かったんですけど、順調に回復していい仕上がりです。用意周到に体調面やメンタルも整えてますから」と報告した。けがに悩まされた阿部、丸山の66キロ級代表も不安材料はない様子。軽量級担当の金丸雄介コーチ(39)からは警戒していた73キロ級の昨年王者の安昌林(韓国)が首の負傷で欠場することや、強国のアゼルバイジャンから2選手が出場するというレア情報もキャッチした。篠原氏から「大野が右腕で前襟をつかんで間合いを取れば大丈夫だな」と聞かれ、金丸コーチは「スウェーデン選手は相手がつぶれ際の帯取り返しが得意なので、つぶれ際に注意ですね」と警戒点を挙げた。

 重量級では90キロ級の向が、足の甲をけがしていたという。井上監督は「けがで出遅れている部分はありますが、痛みもなく稽古はしてます。感覚が大事な選手なので鈍らないように準備させてあげたい」と話した。

 「観察眼は人一倍鋭い」という篠原氏。「康生、見た目、ごついな」と気づき、質問の締めに監督の腕をモミモミしてチェック。すると、現役時代と変わらぬ太さに仰天した。「こいつ、現役復帰を…? 何か、たくらんでるな~」と直感的に思ったという。直撃取材後は、「体調を整えておかないと…。夜の稽古が(汗)」と大粒の額の汗を拭きながら、財布の中身をチェックしていた。

篠原信一氏(左)と練習する井上康生監督
視察後はジョッキを手に親睦会を行った(左から)金丸雄介コーチ、井上康生監督、篠原氏、中村兼三コーチ(篠原氏提供)
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