◆楽天4―3ソフトバンク=延長11回=(15日、楽天生命パーク)
楽天は延長11回1死満塁、主将・銀次内野手(31)が右前へサヨナラ打を放って、連敗を2で止めた。
平石洋介監督(39)は殊勲の一打を放った銀次について「よく最後、仕留めたと思います」と手放しでたたえた。また、先発し7回3失点だった美馬について指揮官は「もったいないホームランもありましたけど、良く粘ってくれた」とたたえた。
この日は、球団史上最多を更新する2万8351人の大観衆がスタンドを埋め尽くした。首位・ソフトバンクを相手に、大勢のファンの前で5時間1分にも及ぶ死闘を制した平石監督は「昨日も一昨日も、たくさんのファンの方に来ていただいていた。なんとか声援に応えることができて良かった」と喜びをかみしめていた。