【日本ハム】輝星3被弾KO 直球勝負裏目「気持ち的に逃げてしまう感じだった」

1回無死、荻野(後方)に左越えの8号先頭打者本塁打を浴びた吉田輝
1回無死、荻野(後方)に左越えの8号先頭打者本塁打を浴びた吉田輝
金足農時代の吉田輝
金足農時代の吉田輝

◆日本ハム4―9ロッテ(14日・東京ドーム)

 吉田輝のストレートがロッテ打線にのみ込まれた。初回先頭・荻野に「直球で打ち取れれば相手の印象も変わると思った」。あえて、全球直球勝負に行った7球目。この日最速147キロを左翼席にたたき込まれた。1軍初被弾が先頭打者本塁打。四球の後、鈴木に142キロの直球を右翼席へ運ばれる2ラン。生命線の真っすぐで1イニング2発を食らった額には、大粒の汗が浮かんだ。

 2回にはカウントを取りにいったスライダーを荻野に2ランを浴び3被弾。プロ最短の2回0/3、プロワースト6失点でKOされた。6月末に発症した左腰の張りで、2軍降格を経て再びつかんだプロ3度目の登板。7連敗の中、迎えたマウンドで「周りの人から雰囲気を変えてくれって言われていた。それは意識していたんですけど…。悔しいです」。チームを救う投球ができなかったことを悔いた。

 課題は直球の威力だ。「まだ完全じゃない。直球に自信がないとピッチングができない。気持ち的に逃げてしまう感じだった」。安定感も出てきた変化球。初回には鋭く落ちるツーシームを駆使し、4、5、6番を3者連続三振を奪う姿も見せた。栗山監督からは成長を認めつつも「本当の魅力は『真っすぐで押し切れるボール』というのは伝えた」。改めて最大の武器の磨き直しを命じられた。

 指揮官は「次? もちろん考える」と含みを持たせた。15日に1軍を抹消され、今後は2軍戦に登板して再昇格を見据える予定。チームは今季最長の8連敗で、6月30日のソフトバンク戦(札幌D)以来の借金生活に突入した。「連敗を止められるピッチャーになりたい」と口を真一文字に結んだ背番号18。ドラ1ルーキーでも負の連鎖は断ち切れなかった。(秦 雄太郎)

試合詳細
1回無死、荻野(後方)に左越えの8号先頭打者本塁打を浴びた吉田輝
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