「泣き虫先生」山下真司、ラグビー日本代表へ熱血エール「気持ちで負けないでほしいね」

日本代表チームへエールを送った山下真司
日本代表チームへエールを送った山下真司
「スクール☆ウォーズ」の場面
「スクール☆ウォーズ」の場面
「スクール☆ウォーズ」の場面
「スクール☆ウォーズ」の場面

 ラグビーW杯日本大会開幕を前に、あの泣き虫先生が日本代表選手へエールを送った。1980年代のラグビーブームに火を付けたTBS系ドラマ「スクール★ウォーズ 泣き虫先生の7年戦争」(84~85年)で、主人公の熱血教師・滝沢賢治を演じた俳優の山下真司(67)がスポーツ報知の取材に応じ、「俺のバイブル」と語る作品や日本代表選手への思いを語った。同ドラマ初のDVD BOX(8枚組み)が9月4日に発売される。

 「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)」。日本ラグビー界にとっての歴史的イヤーに、川浜高校ラグビー部のスローガンがよみがえる。山下は「30年以上たってボックスが発売されるのは聞いたことがない。いまだにファンの方にあの世界を求めていただけている」と喜んだ。

 日本代表の名フランカーとして活躍した山口良治氏が、京都の伏見工業高(現京都工学院高)ラグビー部を7年間で日本一に育て上げた実話が原作。同校はドラマにも登場する故平尾誠二さん、大八木淳史さん(※1)のほか、今回の日本代表候補ではSH田中史朗(34)、SO松田力也(25)らを輩出した。

 山下は山口氏とはドラマ終了後しばらくして対面。どうしても聞きたいことがあった。「先生はドラマの中だと誰ひとり見捨てることなく、強い愛情で育てましたが、本当のところ見捨てる人はいないんですか?」。その疑念に山口氏は「そう思ったことは一度もないし、これからもありえない」と真剣なまなざしで返した。「聞いた俺が浅はかだったと反省し、その場で号泣しました」

 生徒への深い愛をドラマを通して体得した山下。アジア初開催のW杯に「日本人が思っている以上にすごいこと」と胸を弾ませる。選手の表情に注目するため、あえてテレビ観戦する。「日本代表の試合を見ていると『ヒーロー』(麻倉未稀が歌う主題歌)が頭の中に流れる。自分の子どもたちが大きくなって、日本代表になっていると思ってしまい、理屈なく泣けてしまう」

 試合展開については「スキルはかなり上がっている。ドラマのような“高得点対0(※2)”より、1~2点を争う試合が多くなるんじゃないか」と分析する。世界と闘う“教え子”たちへ「リーチ・マイケルが『優勝を目指す』という発言を聞いて強くなっているんだと思った。そういう気持ちでいないと8強にも入れない。たとえ負けると分かっていても挑むのがラガーマン。日本代表も気持ちで負けないでほしいね」と熱いエールを送った。

 【※1】ドラマの中のラグビー部員は、不良生徒の大木大助(松村雄基)、中華料理屋の息子の森田光男(宮田恭男)、脳腫瘍と闘うイソップこと奥寺浩(高野浩和)らが中心に描かれるが、平尾さんがモデルとされる平山誠(四方堂亘)、大八木さんがモデルとされる矢木純平(近藤哲也)というキャラクターも登場する。

 【※2】滝沢賢治が赴任した川浜高校ラグビー部は県大会の第1試合で、県下一の強豪・相模一高と対戦。0対109という記録的な大敗を喫する。試合後のロッカールームで滝沢が「悔しくないのか!」と声を荒らげ、森田が「悔しいです!」と泣きながら叫ぶシーンが有名。

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