【清水】楠神、16強弾 篠田監督、古巣・福岡撃破「みんなで勝ち取った勝利」

前半25分、先制ゴールを決めてほえる楠神
前半25分、先制ゴールを決めてほえる楠神

◆サッカー天皇杯 ▽3回戦 福岡0―1清水(14日・レベスタ)

 J1ジュビロ磐田は、FW中山仁斗(27)が天皇杯2試合連続ハットトリックを決めるなどJ3八戸(青森県代表)を6―0で下し、公式戦4試合ぶりに勝利した。鈴木秀人監督(44)が体調不良のため、小林稔ヘッドコーチ(43)が指揮をとる緊急事態を乗り切り、3年連続16強入り。J1清水エスパルスは篠田善之監督(48)の古巣・J2福岡に1―0で競り勝った。MF楠神順平(31)が先制し、公式戦3試合連続完封勝利した。4回戦の組み合わせ抽選は16日に行われる。

 雨にも風にも古巣にも負けなかった。台風10号が西日本に接近する中で行われた福岡戦。かつての本拠地で2年ぶりの4回戦進出を決めた篠田監督は「台風の中、来てくれたサポーターも含め、みんなで勝ち取った勝利」と喜んだ。

 中2日でリーグ札幌戦があるためレギュラーの先発起用はMFヘナトアウグストに絞ったが、危なげない試合運びを展開した。前半25分、MF滝がペナルティエリアに進入し、折り返しを楠神が右ワンタッチで仕留めた。4月24日のルヴァン杯・松本戦以来の公式戦ゴールの14番は「少ないチャンスをものにしないと。滝に20回『ありがとう』って言った」と笑った。

 篠田監督は1995年に練習生として福岡に入団。以後、2004年の引退まで一筋で「ミスターアビスパ」と呼ばれた。08年から11年までは監督を務めた。「主将もやらせてもらったし、いいことも悪いことも経験できた。“家”みたいなものです」。今でも感謝の思いは尽きない。

 この日は不測の事態に備え、クラブに掛け合って通常より1人多い19人を遠征に帯同させた。「何があるか分からない。当日では移動も大変」と万全を期した。幸い、試合中は風雨とも小康状態だったが、15日は予定通り空路で帰静できるか微妙な状況。山陽新幹線も運休が決まっており、現地での練習を検討するなどクラブも対応に追われている。17日のリーグ・札幌戦(アイスタ)に気持ちを切り替え、できる限りの準備をする。(武藤 瑞基)

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