【中日】右太もも負傷のアルモンテ登録抹消へ

退場するアルモンテ
退場するアルモンテ

 ◆中日0―0阪神=延長12回=(13日・ナゴヤドーム)

 今季2度目の引き分けは、両チームとも決定打を欠いたスコアレスドローだった。試合後、与田監督は「毎日勝ちたい。こういうゲームを負けなかった。反省しながら次につなげるし、負けなかった粘り強さは評価していい」と、前を向くしかなかった。

 先発・大野雄が7回2/3を今季最多の131球で無失点。「次はあと一つアウトをとれるように頑張りたい」と反省も口にしたが、指揮官は「本当によく抑えてくれた」とほめた。勝利こそつかめなかったが、防御率はリーグ2位に浮上する2・726。無冠だったプロ9年目がタイトル争いに加わってきたのは、チームにとって大きな光明だ。

 6回の走塁で右足を負傷したアルモンテが名古屋市内の病院へ直行。「右大腿直筋筋腱移行部の損傷」と診断され、14日に出場選手登録を抹消されることが発表された。8月4割4分と絶好調だった助っ人の離脱が決まり、5位からの再浮上を目指すチームにとって、新たな頭痛の種が生まれてしまった。

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