11年大会以来SH3人選出もラグビー日本代表メンバー大予想…坂田正彰氏が現状解説

ラグビー日本代表W杯メンバー当落予想とパシフィックネーションズ杯出場記録
ラグビー日本代表W杯メンバー当落予想とパシフィックネーションズ杯出場記録

 パシフィックネーションズ杯(PNC、10日閉幕)で全勝優勝した日本代表は、7月までの宮崎合宿、PNC参加者、W杯第3次候補などの41人(FW25人、BK16人)から、今月末までに発表されるW杯最終登録メンバー31人を絞り込む作業に入る。スポーツ報知では候補の当落を予想。また、本紙評論家で元日本代表フッカーの坂田正彰氏(46)に代表の内情と選考の流れを聞いた。

 代表31人の配分はFW17人、BK14人が基本だ。FWが多いのは激しいコンタクトがある競技特性ゆえで、FWに厚みを持たせた人数構成になるのが一般的だ。

 試合の登録人数は先発15人、控え8人の計23人。実質的には誰が先発しても変わらないメンバーだ。1次リーグ4試合で約3週間の長丁場となるW杯では、どのチームも基本的に23人のレギュラーに3~4人を加えた26~27人で回していく。残る4~5人は、よほどの負傷者が出ない限り起用はまずない。

 控え構成は対戦チームによって変わり、特に1次リーグで最難所とみられるアイルランド戦はFW戦がカギを握るため、通常のFW5人―BK3人を6―2の編成にする可能性もある。代表選考も兼ねたPNCでは複数選手に出場機会を与え、チームで機能するか試された。先発は初戦→2戦目で5人、2戦目→最終戦で7人も入れ替えたが、勝ち切っており、選手層に厚みが出た。

 【FW】先発8人と控え5~6人が主力になる。軸は堀江、リーチ、トンプソン、マフィ。選考に最も悩むのはスクラム専門職のプロップだ。ほぼ確実なのは稲垣とヴァル。PNCメンバーの山本、三浦、木津、15年代表の山下、三上らが入るには、負傷で一時離脱中の具と中島のコンディション次第になりそうだ。

 【BK】複数ポジションをこなせる選手が重宝され、先発7人と控え2~3人が主力になる。PNC米国戦だけ起用されたFB山中が一発勝負でトライを決めて浮上した。過去2人だったSHは3人の争い。PNCで最も難敵のフィジー戦で先発して勝利に貢献した茂野が1番手のムードに。次いで流、けがで不調気味の田中と続く。チーム最多70キャップの田中を外すことはまず考えられず、11年大会以来となるSH3人の可能性もある。

 【ノンメンバー】ベンチ入りせずチームを支える選手。15年W杯ではFW湯原とBK広瀬。当時は先発15人を決め、次にこの2人を選んだ。今大会でその役割を果たすのは誰か。(99、03年W杯代表)

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