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【こちら日高支局です・古谷剛彦】キングカメハメハ 脈々と受け継がれる偉大な血 

2004年ダービーを制したキングカメハメハ
2004年ダービーを制したキングカメハメハ

 「思い出の日本ダービーはどれ?」と聞かれれば、迷わず「2004年」と答える。それは、今後素晴らしいレースがあったとしても、キングカメハメハが制したダービーは、一生忘れることができない。

 北海道内でスポーツ紙の道営競馬担当で、コスモバルク番として働いていたこともある。しかし、NHKマイルCの圧勝に、バルクのライバルは、キングカメハメハしかいないと感じ、五十嵐冬樹騎手とレース分析をしたことを思い出す。マイルでのパフォーマンスを、距離が延びたダービーでも見せつけた力強い末脚。ライバルというには失礼な、キングカメハメハの圧倒的な強さには驚嘆だった。

 種牡馬となり、非サンデーサイレンス系種牡馬の大将になることが宿命だった。「サンデーの血が入っていないダービー馬で、キングマンボの直仔という名血を、何としても成功させなければという強い思いを持っています」。種牡馬入りした時に、社台スタリオンステーションの徳武英介さんが話していた。その期待に応え、2010年と11年はリーディングサイアーに輝いた。12年以降は、ディープインパクトが首位を不動のものにしているが、キングカメハメハは昨年まで2位を守り抜いている。ディープインパクトとキングカメハメハは、この10年で日本の競馬を確実に成長させた。父系を伸ばし、後継種牡馬も育っている。

 特に、キングカメハメハは、その直子のロードカナロア、ルーラーシップの産駒がG1馬を送り出した。ドゥラメンテやホッコータルマエなどの産駒も、来年デビューを迎える馬たちのセールでの評価が高く、活躍が期待される。後継種牡馬争いではディープインパクトをしのぐ勢いが、キングカメハメハにはある。

 種牡馬の世界の移り変わりは早い。しかし、父系も母系も、国内で走った馬の多くが名を刻んでいるように、その血は確実に受け継がれている。この要素が、血のロマンを味わえる競馬の醍醐味である。(競馬ライター)

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