酷暑の総合馬術 騎手たちから「馬のために時間早めて」…五輪テスト大会

 総合馬術の東京五輪テスト大会第2日のクロスカントリーの部が13日、東京・海の森クロスカントリーコースで開かれたが、選手から本番での開始時間前倒しを要望する声が相次いだ。

 この日は午前10時の競技開始。朝に降った雨の影響もあり、蒸し暑いコンディションとなった。参加は約20組だったが、五輪では70組前後が参加するため、全て終了するには3時間を超える。そのため「最初と最後であまりにコンディションに差が出る」と、複数の選手が指摘した。本番の午前8時半スタートの場合、順番が後になる馬は、暑さがピークを迎える中での出走を強いられる可能性が高いからだ。

 騎手の立場からすれば、何よりも馬の健康への懸念が強い。「マラソンのスタートは6時? 極端に言うとそれくらいでもいいと思う」「馬のためにはどれだけ早くてもいい」と、前倒しを望む声は多く、今後意見を集約して組織委などに働きかける構えだ。

 ただ、五輪2連覇中のミヒャエル・ユング(ドイツ)は「開始時間を早めるのはいいアイデアだと思うが、結局は同じコンディションではできない。最後の方がいろんな情報を得て、有利になるかもしれない。最終的には各チームの戦略によると思う」と冷静な見方だった。

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