【巨人】ゲレーロ4戦5発「すごく状態イイネ」

3回1死一塁、ゲレーロが左越え2ランを放つ(カメラ・泉 貫太)
3回1死一塁、ゲレーロが左越え2ランを放つ(カメラ・泉 貫太)

◆広島7―8巨人(12日・マツダスタジアム)

 圧倒的なパワーで真っ赤に染まる敵地に放物線を描いた。静寂に包まれるスタンドを一周し、ベンチに戻ると、ゲレーロは満面の笑みを浮かべた。3点リードの3回1死一塁。アドゥワの初球スライダーを捉え、左翼上部の防球ネットに直撃する2戦連発の今季15号2ラン。「甘めのスライダーを一振りで仕留めることができた。すっごく、状態イイネ!」。チームに定着する言葉にあふれんばかりの喜びを込めた。

 先取点もゲレーロからだった。初回2死満塁。カウント2―2からアドゥワの抜けたチェンジアップが左脇腹付近に直撃。押し出し死球で貴重な先取点をもぎ取ると、2打席目ではバットで最高の結果をもたらした。前カードのヤクルト3連戦(東京D)と合わせて、これで4試合で5本塁打、12打点。打線に厚みを生み出している。

 チームにとって敵地・マツダスタジアムには苦い思い出も多いが、ゲレ砲にとっては好相性の地。「この球場は打ちやすいです」と笑顔を見せるように、今季スタメン出場した6戦中5戦で安打を記録。さらに中日在籍時の17年も12戦で5本塁打、10打点をマークしている。

 試合前練習中には、あまりの暑さに日本語で「アツイ、アツイ」と打撃ケージ裏に設置してある扇風機に顔を当てる場面もあったが、試合では暑さを吹き飛ばすアーチを披露した。

 試合前のミーティングではチーム全員の前で原監督から選手を鼓舞する言葉を送られていただけに、ゲレーロも「ゲーム差が詰まっていたので、100%の状態で試合に臨むことを意識していた」。言葉通りの3打点で4戦連続複数打点をマーク。5連勝に貢献した。

 「とにかく目の前の試合をチーム全員で勝っていきたい。その中で優勝するための力になっていきたい」と口にする大砲が、5年ぶりの覇権奪回を目指すチームに欠かせない存在となっている。(後藤 亮太)

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