堀江、南ア再び倒す!世界9位浮上もW杯前最後の大一番へ「成長するためにさらに上を」

フィジー遠征から帰国したラグビー日本代表の堀江翔太(カメラ・竜田 卓)
フィジー遠征から帰国したラグビー日本代表の堀江翔太(カメラ・竜田 卓)
15年9月、W杯の南アフリカ戦で決勝トライが決まり、チームメートと喜ぶリーチ(左から2人目)ら(共同)
15年9月、W杯の南アフリカ戦で決勝トライが決まり、チームメートと喜ぶリーチ(左から2人目)ら(共同)

 9月20日開幕のラグビーW杯で史上初の8強入りを目指す日本代表は12日、全勝優勝したパシフィックネーションズ杯(PNC)最終戦の開催地、フィジーから成田空港に帰国した。チームは18日からの北海道・網走市での合宿、W杯最終登録メンバー発表を経て、9月6日の南アフリカ代表戦(熊谷)で総仕上げに臨む。フッカーの堀江翔太(33)=パナソニック=は、歴史的金星を奪った2015年W杯1次リーグの再現が期待される本番前最後の大一番へ闘志を燃やした。

 自信と手応えに満ちあふれて日本に戻ってきた。フィジー、トンガ、米国に完勝して世界ランクは11位から過去最高タイの9位に浮上した。到着口で、堀江は「非常にプラスになる。しかし現状維持はあり得ない。成長するために、さらに追い上げていく」と貪欲の塊になっていた。

 18日からの網走合宿を経てW杯に向けた総仕上げの大一番が、世界ランク5位の南アフリカ代表戦だ。15年W杯で金星を奪った強国は10日に閉幕した南半球4か国対抗でニュージーランド(同1位)、オーストラリア(同6位)、アルゼンチン(同11位)を抑えて優勝。

 期待されるのは15年W杯イングランド大会の再現だ。4年前の歓喜を味わった堀江は「(前回金星は)過去の栄光だと思ってる」と捉えつつ「前回の再現を周りは期待するだろうし、そう思ってくれてていい」ときっぱり。南アフリカ代表に勝てば世界ランクは8位以上の過去最高に浮上する可能性もあり、堀江も9位よりさらに上を行く“急(9位)には止まれないムード”で挑む決意を示した。

 現地フィジーでの解散後、リーチ・マイケル主将(30)=東芝=ら5人を除く21人が帰国した。15年W杯の南アフリカ戦と同じくウィングとして出場する松島幸太朗(26)=サントリー=は「もちろん勝ちに行く」と、W杯2度優勝チームの返り討ちに意欲満々。「自分たちの試合内容にもこだわる。網走でいい準備をしたい」と熱く意気込んだ。

 帰国した一行にはいなかったジェイミー・ジョセフ代表ヘッドコーチ(HC、49)はフィジーでのミーティングで、「次の網走でチームの精度を上げていこう」とハッパをかけたという。網走合宿の参加メンバーは14日に約40人が発表される。南アフリカ代表戦前の9月2日が締め切りの最終登録メンバーは31人。前回の再現を狙い、磨きに磨いた精鋭のジョセフ日本をぶつける。(小河原 俊哉)

 ◆15年W杯の日本―南ア戦VTR

 前半はともにモールからトライを挙げ、10―12で折り返した。後半はバックスのサインプレーからFB五郎丸のトライなどで食い下がり、29―32で迎えた終了間際に反則をもらうと、逆転を目指してスクラムを選択。連続攻撃の後、右隅のラックからSH日和佐が球を出し、センター立川が2人を飛ばして大きくパス。NO8マフィが左に移動しながら進み、最後はウィングのヘスケスが左隅に飛び込み逆転した。

フィジー遠征から帰国したラグビー日本代表の堀江翔太(カメラ・竜田 卓)
15年9月、W杯の南アフリカ戦で決勝トライが決まり、チームメートと喜ぶリーチ(左から2人目)ら(共同)
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