【巨人】丸、安定した好成績をもたらす“ぶれない思考”

巨人の丸佳浩
巨人の丸佳浩

 今季からFAで巨人に加入した丸佳浩外野手(30)は、ここまで全104試合に出場し、打率3割7厘、20本塁打、61打点、出塁率4割(11日現在)。期待通りの好成績で中軸として坂本勇とともに打線を引っ張り、首位を走るチームを支えている。

 さらにここまで連続で無安打だった試合の最長は2試合。3試合以上無安打だったことはない。さらに2戦連続無安打は5度あるが、いずれもどちらかの試合では四球で出塁している。

 安定して好成績を残している要因には、打席に入るまでの思考が関係しているのではないかと思う。以前、取材をしていた時にこんなことを口にしていた。

 「頭の中を整理して打席に入る。考えをまとめたら、なるべく変えずに。1軍の試合でギリギリの中でやると、どうしても打席に入って、足場を固めて、投手が動きはじめて、僕も足を上げた時にまとまっていた考えがぶれるんですよね。もしかしたら甘い所に来るかもと。なるべくそうならないように、フラットな状態で状況や相手バッテリーなどを冷静に考えられたらと思っています」

 打席に立つまでに狙いを絞り、打席内でもその考えを徹底する。広島在籍時の16年から確立したという思考が、強打者の礎となっているのだろう。

 「失敗した時になるべく後悔をしないような入り方をしたい。同じ打てないでも、考え方が揺らいで打てなかった時と、考えを貫き通したけど打てなかったのでは次へのつながりも違う。調子が悪くなっても、そういう時こそ、ある程度自分の中で割り切ってやれればなと。自分の中で長い目で見るようにしています」

 もちろん考えを実践する技術があるからこそではあるが、根底にある“ぶれない思考”が数字にもつながっているのではないかと思う。(巨人野手担当・後藤亮太)

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