リーチ・マイケル、母の故郷でリラックス 世界ランキングは過去最高9位へ

母の故郷で乗馬しリラックスしたリーチ・マイケル(カメラ・大和田 佳世)
母の故郷で乗馬しリラックスしたリーチ・マイケル(カメラ・大和田 佳世)
記念撮影するリーチ一家の(左から)母・イヴァさん、父・コリンさん、妻・知美さん、娘・アミリアさん
記念撮影するリーチ一家の(左から)母・イヴァさん、父・コリンさん、妻・知美さん、娘・アミリアさん
ナトアレフ地区の場所
ナトアレフ地区の場所

 【ナンディ(フィジー)11日=大和田佳世】パシフィックネーションズ杯(PNC)で全勝優勝したラグビー日本代表は11日、帰国の途に就いた。主将のリーチ・マイケル(30)=東芝=は別行動で、母・イヴァさんの故郷タブア村近郊を訪問し、短いオフを楽しんだ。9月20日開幕のW杯前哨戦を制し、日本の世界ランキングは11位から過去最高タイの9位に浮上することが決定。裏にあった登録外メンバーの尽力を「見た」。

 PNC最終戦で米国に勝利してから一夜明け、リーチは日本に戻るチームと離れて母・イヴァさんの故郷に向かった。タブア村から舗装されていない道路を車で約30分進んだナトアレフ地区。昨年末のオフにも滞在し「気持ちが楽になる、ラグビーを完全に忘れる」場所を、妻・知美さん、長女・アミリアさんとともに訪れた。

 前日2トライを挙げたヒーローの凱旋を、普段は別の所に住む親族らも含め約50人が出迎えた。母は「観戦しに行った親族の前でいいプレーをしてくれて、とてもうれしかった」と満面の笑み。フィジーの伝統的な飲み物「カバ」で歓迎し、多忙な息子と一緒に過ごす貴重な時間を楽しんだ。

 リーチが子供の頃から何度も訪れている地区は、水道、ガスがなく、電気はソーラー発電。携帯電話の電波は最近入るようになった。現在は父・コリンさんが住み、家を建てたり建築関連の技術を教えている。「どこでも生きていけるところ、古い物が好きで、物を大事にするところ」が似ており、やや猫背の体つきも似るリーチが尊敬する存在だ。

 W杯開幕が約1か月後に迫る中での貴重なオフ。息抜きの場所でもラグビーが完全には頭から離れない。8強以上、優勝とW杯での目標を言葉にしてきたが少し変化が出た。「毎試合勝つ、目標がいいかなと思う。PNCも優勝ではなく毎試合勝つことが目標だった。勝つ能力が高くなっている今のチームには合っている気がする」。世界ランクでも16年2月の過去最高に並び9位浮上が決定。「うれしい。トップ10は大したこと。日本は間違いなく強くなっている」。フィジーで英気を養った主将が、最強ジャパンを勝ち続けるために導いていく。

母の故郷で乗馬しリラックスしたリーチ・マイケル(カメラ・大和田 佳世)
記念撮影するリーチ一家の(左から)母・イヴァさん、父・コリンさん、妻・知美さん、娘・アミリアさん
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