栃ノ心が夏巡業に合流「稽古できないと寂しいよ」

夏巡業仙台場所で巡業に合流した栃ノ心
夏巡業仙台場所で巡業に合流した栃ノ心

 大相撲の夏巡業が11日、宮城・仙台市で行われた。名古屋場所を右膝と左肩の負傷で途中休場し、巡業も初日から休場していた大関・栃ノ心(31)=春日野=がこの日から合流。「リハビリと治療しながらやって、痛みは少しよくなってきた。もっと(体を)鍛えていくしかない」と力をこめた。

 朝の稽古では、土俵下でスクワットなどを行うと、三段目力士から幕内力士らを相手に計6度、胸も出した。「(当たりを)受ける時は大丈夫。左足にも力が入ってるから」と説明。この日の取組では相撲も取り、関脇・御嶽海(出羽海)を豪快につり出しファンを湧かせた。

 名古屋場所後、都内の墨田区にある春日野部屋では毎日稽古場に下りたという。合流直前までは、栃木の鬼怒川温泉近くで行われた部屋の合宿に参加。朝のトレーニング後と夜の1日2回、30分ほど温泉に入り、湯治を行った。母国・ジョージアでは湯船につかる習慣はなかったが「風呂がいいですね」。ケガの回復に追い風となった。

 名古屋場所を途中休場し負け越したことで、秋場所(9月8日初日・両国国技館)は自身3度目のカド番で迎える。ケガは回復しつつあるが、相撲を取る稽古の再開のメドは立っておらず「稽古が出来ないと寂しいよ」と本音も漏れた。師匠・春日野親方(元関脇・栃乃和歌)も「(相撲を取る)稽古をやっていかないと、自信にならないタイプ」とした。

 それでも「まだまだやる気はあるから、力をつけていかないと」と気持ちは前を向いている。ジョージアの実家の近くに建設中の新居が、来年にも完成する予定と明かし「頑張らないと」。近く完成する豪邸のためにも、大関の地位は譲らない覚悟だ。

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