◆フィギュアスケート げんさんサマーカップ 第2日(11日、滋賀県立アイスアリーナ)
女子SPがスタートし、昨季GPシリーズ第2戦スケートカナダ2位の山下真瑚(16)=愛知・中京大中京高=は61・12点。冒頭のサルコー―トウループの連続3回転で着氷が乱れ「あれだけフラフラになっていて、けっこう点を出してもらった」と振り返った。
5月に両足の甲を痛めた影響で、滑り込めていない。曲の通し練習を始めたのは最近のこと。痛みの原因もいまだに不明のままだ。ジャンプの難易度を大き落として今大会に臨んだのは「自分の中で1戦目が海外の試合ではなく、1回国内でやってから行きたかったので」。9月のネペラメモリアルを前に実戦経験を積むことを選んだ。
12日のフリーへ「明日も難易度はすごく低いけど、自分ができることを精いっぱいやりたい」。焦りを封じて、今のベストを尽くす。