棋士編入資格獲得を目指す里見香奈女流名人、対局始まる

加古川青流戦1回戦に臨む里見香奈女流名人
加古川青流戦1回戦に臨む里見香奈女流名人

 将棋の第9期加古川青流戦1回戦・大橋貴洸五段(26)対里見香奈女流名人(27)=女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花=戦が11日午前、大阪市の関西将棋会館で始まった。

 女流棋士の第一人者である里見は現在、公式戦(いわゆる男性棋戦)で高勝率を挙げており、棋士編入試験の受験資格獲得が目前に迫っている。

 将棋界は性別を問わない「棋士」と女性のみの「女流棋士」の2制度があるが、過去に女性で棋士(四段)になった者は1人もいない。

 里見は女流歴代2位のタイトル通算36期を誇る。2011年には女流棋士業と並行して棋士養成機関「奨励会」に入会し、女性初の三段まで昇段したが、最終難関である三段リーグを突破できないまま、昨年3月に年齢制限の26歳を迎えて退会を余儀なくされた。

 8大タイトル戦などの公式戦は、女流タイトルホルダーなど一部の女流棋士に参加資格を与えており、直近成績で10勝以上、勝率・650以上の規定を満たすと棋士編入試験を受験する権利を得る。

 編入試験は新四段5人を相手に5番勝負を戦い、3勝を挙げると合格となる。

 対する大橋は、通算勝率が藤井聡太七段(17)の・846、本田奎四段(22)の・800に次いで将棋界第3位の・748を誇る実力者。昨年度の加古川青流戦では優勝。今期も16勝2敗と強さを発揮しており、勝数(16勝)、勝率(・889)で1位。4月の新人王戦では里見に勝利している。

 将棋界随一のファッショニスタとしても知られ、この日もライトブルーのサマーリネンスーツに赤べっ甲のメガネ。イエローのバッグという装いで対局室に現れた。

 対局は大橋の先手番で始まった。

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