飯伏幸太、オカダに初勝利で涙の優勝決定戦進出「12日を飯伏幸太の日にします」

オカダ・カズチカを下しG1優勝決定戦進出を決めた飯伏幸太
オカダ・カズチカを下しG1優勝決定戦進出を決めた飯伏幸太

 ◆新日本プロレス「G1クライマックス29」大会 ▽「G1クライマックス29」Aブロック公式戦30分1本勝負 〇飯伏幸太 7勝2敗=勝ち点14(25分07秒 カミゴェ→片エビ固め)オカダ・カズチカ● 7勝2敗=勝ち点14(10日、東京・日本武道館、観衆9641人)

 メインイベントで昨年準優勝の「ゴールデン☆スター」飯伏幸太(37)が優勝候補筆頭だったIWGPヘビー級王者・オカダ・カズチカ(31)をカミゴェ連発で撃破。ともに7勝2敗の勝ち点14で並んだが、直接対決を制したため、12日の優勝決定戦進出を決めた。

 飯伏にとってオカダは超えられない高い壁だった。新日とDDTのダブル所属だった13年8月のDDT両国大会で完敗。14年6月の新日「旗揚げ記念日」大会でもIWGPジュニア王者としてIWGPヘビー級王者・オカダに挑戦も敗れた。

 今年3月に新日に再入団。この日の大舞台で迎えた5年5か月ぶり3度目のシングル対決で、飯伏は闘志を全開にした。序盤からカウンターのフランケンシュタイナー、ハイキックからのその場跳びムーンサルトプレスと身体能力を全開に。

 オカダのレインメーカー連発に追い込まれる場面もあったが、ハイキックからカウンターでヒザを顔面に入れると、最後はカミゴェ2連発で3戦目にして最強・オカダから初白星を挙げた。

 あまりの激闘にリング上で立ち上がれない両雄。座ったままマイクを持った飯伏は満場の「イブシ」コールに包まれると、「これで僕の決勝進出が決まりました。まず言いたいのは、みなさん、ありがとう。Aブロックの代表として絶対に負けない。去年と同じ過ちは繰り返しません。最後まであきらめないと約束しましたから」と堂々の優勝宣言を口にした。

 7月6日の米開幕戦で痛めた左足首を押さえながらバックステージに現れると、取材陣の前で倒れ込み、しばらく動けない状態に。それでも、座り込んだ姿勢で「最後まであきらめなかったから、決勝に行けたと思っています。去年も準優勝だったけど、もう同じことは繰り返さない。8月12日は飯伏幸太の日に必ずして見せます」ときっぱり。

 「受け取ったものは全て返さないといけない。僕は頑張ります。後はあきらめないだけ。あきらめないから」と自分に言い聞かせるように言うと、初めて勝ったオカダについて「僕の記憶ではオカダさんとは2002年デビューの同期。これからもオカダさんと戦っていきたい。まだまだ、お互い100分の1くらいしか出し切ってないから」と、汗まみれの顔で新たなライバル物語の開始も宣言していた。(中村 健吾)

 

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