新日、武道館大会前にハーリー・レイスさん追悼セレモニー 棚橋ら見守り10カウントゴング

ハーリー・レイスさんの遺影を持ってリング中央に立ったタイガー服部レフェリー。名レスラーの追悼セレモニーが行われた
ハーリー・レイスさんの遺影を持ってリング中央に立ったタイガー服部レフェリー。名レスラーの追悼セレモニーが行われた

 ◆新日本プロレス「G1クライマックス29」大会(10日、東京・日本武道館)

 この日から3日間開催される武道館大会の開幕前に、1日に肺がんによる合併症のため亡くなった米国の伝説的プロレスラー、ハーリー・レイスさん(享年76)の追悼セレモニーが行われた。

 日本のリングにも何度も上がったレイスさんのために旧知の仲のタイガー服部レフェリー(74)が遺影を抱えリング中央に。坂口征二氏(77)ら最高幹部、棚橋弘至(42)ら全レスラーがリング下で見守る中、追悼の10カウントが鳴らされ、満場のファンも起立して見守った。

 レイスさんは日本では「美獣」の愛称で全日本プロレスを主戦場に活躍。米国では「ミスタープロレス」「キング」と称され、1973~84年に当時世界最高峰だったNWA世界ヘビー級王座を8度獲得。94年にはWCW殿堂、04年にはWWE殿堂入りを果たすなど、多くの人に愛された。

 レイスさんは米団体NWA、AWAなどで活躍。73年5月にドリー・ファンク・ジュニア(78)を破り、当時世界最高権威だったNWA世界ヘビー級王座を奪取した。「ハンサム」「ミスターNWA」「ミスタープロレス」などの異名を持ち、以後84年まで8度にわたり同王座を獲得した。

 日本には68年2月に日本プロレスで初来日。ジャイアント馬場さん(享年61)とアントニオ猪木氏(76)の「BI砲」と対決した。72年10月に馬場さんが全日本プロレスを旗揚げすると、全日を主戦場に看板レスラーとして来日。得意技のダイビングヘッドバット、ブレーンバスターを引っさげ、馬場さん、ジャンボ鶴田さん(享年49)らと名勝負を連発した。たたずまいや端正な顔立ちから、ニックネームは「美獣」。強さと風格を持ち合わせ、日本のファンを熱狂させた。

 ◆ハーリー・レイス 1943年4月11日、米ミズーリ州生まれ。15歳でサーカスに出演するプロレスラーとしてデビュー。73年5月にNWA世界ヘビー級王座を奪取。68年2月に日本プロレスで初来日。72年に全日本プロレスに主戦場を移し、ジャイアント馬場さんを破ってPWFヘビー級王座を獲得するなど活躍。95年に現役を引退。身長185センチ。

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