ISSA、新曲は再びノリノリナンバー「P.A.R.T.Y.」だぜっ

ISSA(カメラ・小泉 洋樹)
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 歌手のISSA(40)がリーダーを務める7人組人気グループ・DA PUMPの新曲「P.A.R.T.Y.~ユニバース・フェスティバル~」が7日に発売された。同曲は「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」の主題歌で「夏にぴったりの明るくて盛り上がる曲」と手応えを感じている。昨年は「U.S.A.」のブレイクでNHK紅白歌合戦にも出場し「新チームになって10年、メンバーにも葛藤があったはずで、それを考えるとうれしい」とも。芸能界入りして四半世紀。山あり谷ありのアーティスト人生には、常に事務所の社長の支えがあったようだ。

 7日発売の新曲は風情のあった前作の「桜」とは違って、ノリの良さが前面に出た楽曲に仕上がっている。

 「『桜』は『U.S.A.』の対比で、より聴かせる作品でしたね。でも、今回は夏だし『皆さんが望んでいるのは、こっちの方なんじゃないですか』『ノリがよくて楽しくないですか』というのはありました。まあ、自分たちが一番楽しんでいるかもしれません。いい意味で『U.S.A.』で殻が取れたというか『俺らって、こうあっていい』とメンバー7人が一致した部分もあって、新曲には今の俺たちらしさが出ていると思います」

 「U.S.A.」ではシュートダンスをもとにした“いいねダンス”が人気となったが、今回は“バイーンダンス”が目玉。今回もメンバーのTOMOの発案だ。

 「アメリカで流行(はや)っているシュートは『今、盛り上がっている』というノリを表現するポーズで(いいねダンスは)曲と一緒にバズってくれました。TOMOがLAとか向こうの文化が好きで“いいねダンス”も『今こんなの流行っていて、サビでこれやったらどうでしょう』っていう感じで、バイーンもTOMOのアイデアです。もともとがWoahというノリから発生した“決め”の動きで、よく『Woah!』っていうじゃないですか、それをダンスにしたもの。足を曲げると歌舞伎のように見えちゃうから、足を伸ばして踊っています。和と洋を交えてできるのが僕らの強みと思っています」

 昨年、「U.S.A.」のYouTube再生回数が半年間で1億を突破。社会現象にもなったが、最初は戸惑いもあったそうだ。

 「SNSとかYouTubeの数字はすごいとは思いますが、実感はあまりないんですね。CDセールス=人気という判断基準だった時代に僕もぎりぎりデビューしたんで、こればかりは仕方がないですよ。よく上の方とは『200、300万枚ぐらい売れた影響力だよね』という話をしますけど、実感したのはライブです。それまでコツコツやってもキャパ1000人超えられないものが、あからさまに会場がでかくなっていった。昨年、国際フォーラムでやると聞いた時は『そんなに入らないからやめた方がいい』と言ったんですが、蓋を開けたら入り切れない人がたくさんいるという、ありがたいことになっていました。今年は日本武道館と大阪城ホールをやらせてもらって、どういう言葉で感謝したらいいのか分からなかった。それが昔でいう、CDが売れているのと比べられるものなのかなと思います」

 ―最初、曲を聴いた時は。

 「それまでのパンプを知っている人は『ないよな』と思っただろうし、僕らはそれまでストリート色の濃いのをやってきたので、変なところから不意打ちされた感じはありました。それより『ありがとうございます』が本心。4年近く曲を出していないから、作品を出せる喜びの方が大きかったです。正直いうと聴いてハッとはしましたよ。でも(プロデュースした事務所の)平哲夫社長のすごさは『この曲だ。やらせてみろ』っていう判断、決断力。俺の声、声質を一番に考えて曲選びをしてくれて、これが間違っていない。また、最近そんな感覚が鋭くなってきているから頼もしい限りです」

 ―社長の存在が大きい。

 「もちろんです。俺をよく事務所にいさせてくれたと思います。なにせ問題児だから。いろいろあったじゃないですか、女性問題とか。一時は東京にもいなくて、1年ぐらい沖縄にいましたもの。それでも『出てけ』はなかった。俺はボスに『出てけ』って言われるまでは絶対残るし、足向けて寝られない。そんな方が自分の全て握ってくれているのはうれしいです」

 97年にデビューしたメンバーで残っているのはISSAだけ。SHINOBU、YUKINARIが08年までに脱退し、09年にKENが退いて新メンバーで再始動となった。

 「自分には去る者は追わないというのはあります。出て行くのは個人の判断で、アドバイスはできてもそれが正解なのかは本人しか分からない。俺はこれしかやることないから、ここにいさせてもらっているけど、他にやりたいものがあったら一番最初に抜けていたのは俺かもしれない。3人とも好きなことをやっているし、それぞれ正解なのかなとは思います。KENが抜けた時『もうパンプじゃないし名前変えた方がいいかな』と思って社長に相談したら『お前がいる限りはパンプでいい』『はい、分かりました』で終わりました。違うグループ名になって『よーいドン』でやっても、往年の曲もいっぱいあるからパンプとしてやり続ける以外になかったと思う。社長もそれを思っての言葉だったんでしょうね」

 昨年はレコード大賞で優秀作品賞を受賞。紅白には16年ぶりに出場した。

 「昔、NHKホールで見た風景はもちろん覚えていましたが、今の方がよりありがたみがあるというかね…。メンバーから『紅白ってどうですか』って聞かれて、ああだこうだ答えるけど、実際そこに立つとあり得ない表情をしているんですよ。そんなメンバー6人を見たのがうれしかった。俺はこれしかできないのはあるけど、6人は10年間、鳴かず飛ばずで、それぞれ思いを抱えながらやってきたと思う。ずっと苦労して頑張ってきたのを知っているから、紅白みたいな現場を一緒に見られて、改めてやり続けてよかったと思いました」

 昨年に一般女性と結婚し、今年第1子となる女の子を授かった。

 「目に見えた変化で気づくのは家に帰りますよね。週6で外に出ていたのが真逆ですよ。普通に家の手伝いはします。でも、自分には嫁は家の中を守るもので、男は外から家を守るものだからって考えがあるんですよ。古いけど…。それをウチの嫁は素直にやらせてくれる。何も言わない言葉ってあるじゃないですか、それを感じるからこの娘でよかったと思います。もともと飲み仲間で3、4年ぐらい友達関係でした。みんなに連絡してくれたり、面倒見がいいのかもしれない。やっている感を出さないというか、当たり前のようにやってくれるのが響きました」

 孤高の天才―。世の中の評価がやっと彼の実力に追いついてきたのがうれしい。来年には意外なグループとのコラボが実現するかも。楽しみに待つとしよう。(ペン・国分 敦)

 ◆音ズレよりライブ感にこだわり“イヤモニ”使わず

 ライブなどでイヤモニター(イヤモニ)を装着しないのには理由があった。

 「こだわりですよね。俺の憧れていた人、全部そうなんですよ。石原裕次郎さんや美空ひばりさん、西城秀樹さん…素晴らしい先輩みんなそうでしたから。もちろん(イヤモニを)使ったこともありますが、孤立するというか臨場感がなくなったのを感じてしまったんですよ。観客の声も聞きたいですし、着けるとライブ感もゼロになっちゃう。もしイヤモニ着けなくて音がズレたらズレたで『あっ、この人本当に歌ってるんだ』ってなるから、それもいいんじゃないですか。生歌を届けるのはウチの事務所のプライドみたいになっていて『先輩が歌っているからこっちも抜けないです。どこまでいくんですか』ってw―inds.はじめ後輩に言われます。それは俺も知らない(笑い)。精進して頑張るしかないでしょ」

 ◆ISSA(いっさ)本名・邊土名(へんとな)一茶。1978年12月9日、沖縄県生まれ。40歳。父方の祖父がアイリッシュ系米国人のクオーター。96年にダンスボーカルユニットを結成し、翌年にDA PUMPとしてシングル「Feelin’ Good~It’s PARADISE~」でデビュー。98年からNHK紅白歌合戦に5年連続出場。2009年以降、新生DA PUMPのリーダーとしてグループを引っ張っている。卓越したダンスと歌唱力の評価が高く、近年では「ロッキー・ホラー・ショー」や「ピーターパン」など舞台にも出演。昨年結婚して今年第1子の女児が誕生した。血液型B。

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