久保建英、バリャドリードに期限付き移籍も…オーナーはロナウド氏

7日にカスティージャの練習試合に出場した久保(中)
7日にカスティージャの練習試合に出場した久保(中)

 【マドリード(スペイン)8日=岡野誠子】スペイン1部Rマドリードの日本代表MF久保建英(18)が、同1部バリャドリードに期限付き移籍する可能性が浮上した。7日に同国のテレビ番組「エル・チリンギート」など複数メディアが報じた。同日にはカスティージャ(Bチーム)に合流し、アルコルコン(2部)との練習試合に右FWで先発。7番を背負い、後半25分までプレーした。

 久保のレンタルが現実味を帯びてきた。7日に放送されたスペインのテレビ番組内で、久保がバリャドリードに期限付き移籍する見通しというニュースが流れた。その情報をもとに、同国のメディアが一斉に報じた。

 今季はカスティージャでプレーする予定だったが、7月の北米遠征やアウディ杯(ミュンヘン)で予想以上のパフォーマンスを披露。クラブ内ではトップか、カスティージャか、1部クラブへレンタルか、などと議論になっていた。7月31日のフェネルバフチェ戦後には、ジダン監督(47)が「カスティージャで試合をしながら、我々(トップ)と練習するのがベストだと思っている」と今後の起用法を示していた。

 大手スポーツ紙「マルカ」はビリャレアル、エスパニョール、バリャドリード、マジョルカ、レバンテの5クラブからオファーが来ていると報道。中でも、最も熱心だったのが昨季16位のバリャドリードだった。元ブラジル代表FWロナウド氏(42)がオーナーを務めており、同氏が久保を高く評価。出場機会を得られる可能性は高く、2部B(3部相当)のカスティージャでプレーするより魅力的な選択肢だ。

 7日には初めてカスティージャに合流し、アルコルコンとの練習試合に3トップの右で出場した。下部組織所属のMF中井卓大(15)もスタンドに駆けつけた中、前半7分には相手からボールを奪うとゴール前まで約60メートルを独走。同じくトップチームから合流した18歳のブラジル人MFロドリゴへパスを送り、好機をつくった。クラブのレジェンドでカスティージャのラウル監督(42)は、自身の現役時代と同じ7番を背負った久保に対し「タケ(久保)とロドリゴは初めての試合だったがよくやったし、私はうれしい」と賛辞を贈った。クラブがどのような決断を下すか注目が集まる。

 ◆レアル・バリャドリード 1928年創設。スペインのカスティーリャ・レオン州の州都バリャドリードを本拠とする。マドリードから北西に約160キロ。昨季は10勝11分け17敗で16位。1部での最高成績は62―63年の4位。監督はスペイン人のセルヒオ・ゴンサレス(42)。2000年には元日本代表FW城彰二が所属した。チームカラーは紫。

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