【日本ハム】清宮、1か月半ぶり3号も3連敗「まだまだここから」

◆日本ハム2ー5オリックス(8日・旭川)

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(20)が1か月半ぶりの本塁打を放った。6回の第2打席で、オリックス先発・張奕からバックスクリーン左へ3号ソロ。6月20日のDeNA戦(横浜)以来の快音を響かせた。試合は2―5で敗れカード3連敗。首位・ソフトバンクとの10日からの3連戦(ヤフオク)を前にゲーム差が3・5に開いた。

 旭川の夜空に、清宮が久々のアーチを描いた。3点を追う6回の先頭。1ボールから128キロの変化球を振り抜いた。打球は降りしきる雨粒を切り裂いて、バックスクリーン左に着弾。「先頭で塁に出れば上位打線につながるので、出塁することだけを考えていました」。1か月半ぶりのダイヤモンド1周を堪能した。

 上向きの状態を証明するように、鋭い打球を飛ばした。第1打席は直球をジャストミートも、一塁正面のライナー。「前の打席も1ボールから真っすぐを良い感じで捉えられていたので、ちゃんと考えながら打席に入れてると思います」打席内で投手の配球に思考を巡らす余裕が生まれているほど、手応えを感じている。

 攻守ともに課題をクリアしている。7日の同カードでは左翼で先発。ファウルゾーンの飛球を、フェンスに激突しながらも捕球する好プレーを見せた。出場機会増へ、守備力の向上も必須科目。一心不乱に打球を追う姿に「どれだけ人間必死になれるか。それは評価できるよね」と栗山監督。野球に真摯(しんし)に向き合う姿は指揮官に伝わっている。

 7回2死二、三塁の好機では苦手とする左腕・山田に対し代打・杉谷を送られた。対左投手は0割7分4厘。「左投手はきついだろ。そこは確率を求めるだろ」と指揮官は当然の選択を強調した。「まだまだ信頼を勝ち取らないといけない立場なので。まだまだここから」と清宮。チームは直近10試合2勝8敗と苦しい時期。復調の糸口をつかんだ背番号21が再浮上の鍵を握る。(秦 雄太郎)

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